奴隷制の効率

奴隷制の効率
Last-modified: 2013-08-14 13:38:19

【奴隷の考察(速度・広さは標準)】 †

『人口と奴隷の基礎知識』 †


人口1
人口2まで 余剰食料22必要

人口2 奴隷すると人口1消費(食料22)でハンマー30
人口3まで 余剰食料24必要

人口3 奴隷すると人口1消費(食料22)でハンマー30
人口4まで 余剰食料26必要

人口4 奴隷すると人口2消費(食料22+24=46)でハンマー60 (※人口2からだと食料24+26で50)
人口5まで 余剰食料28必要

人口5 奴隷すると人口2消費(食料22+24=46)でハンマー60 (※人口2からだと食料24+26で50)
人口6まで 余剰食料30必要

人口6 奴隷すると人口3消費(食料22+24+26=72)でハンマー90 (※人口3からだと食料26+28+30で84)


以降は成長までは2ずつ増え、奴隷で得られるハンマーは30ずつ増えると思われる。
つまり、
人口1消費(食料22)でハンマー30
人口2消費(食料46)でハンマー60 (※成長前人口により食料50:ハンマー60に変化)
人口3消費(食料72)でハンマー90 (※成長前人口により食料84:ハンマー90に変化)
が得られる。

『人口2での奴隷効率』 †


人口2で奴隷して食料資源*1(パン6)で人口2に戻すまでに掛かるT数は、
22=6+6+6+6(計24)で4T掛かる。
草原羊(パン5)だけだと、
5+5+5+5+5(計25)で5T掛かる。
平原羊or氾濫原農場(パン4)だけだと、
4+4+4+4+4+4(計24)で6T掛かる。
草原農場(パン3)だけだと、
3+3+3+3+3+3+3+3(計24)で8T掛かる。

人口2で草原鉱山*2(パン1ハンマー3*2)で働かせる。
1Tで6ハンマー
2Tで12
3Tで18
4Tで24
5Tで30 5Tで奴隷で得られるだけ稼げる。
6Tで36 (平原鉱山+平原農場だとこのTでハンマー30稼げる。)

『人口4での奴隷効率』 †


人口4で奴隷して食料資源*2(パン6*2)で人口4に戻すまでに掛かるT数は、(成長後、草原農場使用)
24+26=10+10+10+11+11(計52)で5T掛かる。
食料資源*1(パン6)+草原農場(パン3)だと、
7+7+7+7+8+8+8(計52)で7T掛かる。

人口4で食料資源*1(パン6)+平原鉱山*3(ハンマー4*3)で働かせる。
1Tで12ハンマー
2Tで24
3Tで36
4Tで48
5Tで60 5Tで奴隷で得られるだけ稼げる。
6Tで72
7Tで84 (草原鉱山*3だとこのTでハンマー63稼げる。)

『人口6での奴隷効率』 †


人口6で奴隷して食料資源*3(パン6*3)で人口6に戻すまでに掛かるT数は、(成長後、草原農場使用)
26+28=14+14+15+15(計58)で4T掛かる。
食料資源*2(パン6*2)+草原農場(パン3)だと、
11+11+11+12+12(計57)で5T掛かる。
食料資源*1(パン6)+草原農場(パン3)だと、
8+8+8+8+9+9+9(計59)で7T掛かる。

人口6で食料資源*1(パン6)+草原丘鉱山*5(食料1ハンマー3*5)で働かせる。
1Tで15ハンマー
2Tで30
3Tで45
4Tで60
5Tで75
6Tで90 6Tで奴隷で得られるだけ稼げる。
7Tで105

『まとめ』 †


人口2で奴隷をする場合は、
草原鉱山でハンマーを稼いだとしても、
奴隷の方が得られるハンマーが多い。
ただし、パン5以上稼げるタイルがある場合に限る。
※金属資源が丘にある場合は鉱山を作る方が効率が良い。

パン4しかない場合は、草原鉱山を2箇所の方が効率が良い。
平原鉱山+平原農場なら効率は変わらない。


人口4で奴隷をする場合は、
食料資源*2なら、平原鉱山*3と同じ効率。
食料資源*1なら、平原鉱山*3の方が良い。草原鉱山*3なら同じ効率。


人口6で奴隷をする場合は、
食料資源*2以上でなら、鉱山で働くより効率は同等以上。
食料資源*1なら、鉱山*5の方が良い。


川沿いでコイン1稼げるなら、人口増加で働く場所が多くなる理由からも、
人口が増えるほど鉱山で働くほうが良いと思われる。


さらに、後の時代ほど建築物に掛かるハンマーも増加傾向にあるため、
十分な鉱山、あるいは工房が作れるなら、私はカースト制を勧める。

『まとめのまとめ』 †


奴隷は食料資源があるなら人口2で有効。
食料資源が無いなら鉱山*2で働かせろ。

人口4以上なら鉱山が有効。

都市圏に十分な食料と十分な丘が無ければ、生産都市として優秀ではない?

※穀物庫があれば草原農場だとしても奴隷が有効かもしれないが、
 不幸が溜まる速度も加速するため安定はしない。

『注意点』 †


1. 奴隷は、一回につき10Tの間、不幸が1増えてしまう。
2. 奴隷を使う際、ハンマーがまったく蓄積していない場合は奴隷の出力が2/3に減少する。
3. 奴隷は、奴隷使用後に生産物が完成するだけハンマーが貯まらないと使用することが出来ない。
4. 人口4以上の都市で奴隷反乱イベントが起こる場合がある。
5. 遺産建設の場合も奴隷の効率は1/2に減少する。
6. 一度に人口の半分までしか奴隷できない。

『附表』 †


人口によりハンマー効率が変動することにから、奴隷連打と人口を伸ばして配置した場合の効率比較ではすでに持っている余剰食糧が関係してくる。以下はそれをまとめた表である。ちなみに速度標準で穀物庫は建っているものとする。

ボーダーとなる余剰食糧[F] (奴隷連打と人口+1して配置した場合と出力が等しい)
人口必要食糧[F]ハンマー効率[H/F]草原農場平原農場草原鉱山平原鉱山備考
1112.73114.42.2-4.4草原農場>平原農場(=草原森)>草原鉱山>平原鉱山
2122.5125.23.6-3.2
3132.31136.075.2-1.73
4142.1414770
515215892平原農場=草原鉱山
6161.88169.0711.24.27
7171.761710.213.66.8
8181.671811.416.29.6
9191.581912.671912.67
10201.520142216草原農場=草原鉱山、平原農場=平原鉱山
11211.432115.425.219.6
12221.362216.8728.623.47
13231.32318.432.227.6草原農場<平原鉱山
14241.2524203632
15251.22521.674036.67
16261.152623.444.241.6
17271.112725.248.646.8
18281.072827.0753.252.27
19291.0329295858
2030130316364


余剰食糧をn、人口増加前後での必要食糧をR1、R2とする。配置する改善の出力は食糧出力をF、ハンマー出力をHと分けて置く(ex.草原鉱山ならF=1、H=3)。速度標準なので奴隷は30ハンマーになる。 人口増加前の奴隷出力は、n*30/R1となり、人口増加後に配置をした場合は、(n-2+F)*30/R2+H、に変化する。両者が等しくなる場合のnの値が表の数値である。

ボーダーよりも余剰食糧が少ない場合には増えた人口を奴隷せずに温存し、改善に配置した方が出力が上がる。上記表で例示すれば人口5の草原鉱山は7Fが閾値となっているため余剰が6以下の場合では出力が上がる。検算すると奴隷で6F*2=12H/Tの出力を得られるが、人口を+1して草原鉱山に配置すると5F*1.88+3H=12.4Hに上がる)

ちなみに温存された人口はいつ奴隷しても30ハンマーなので欲しい時に使用すれば良い。食糧の変換効率が決まるのは人口が増えた瞬間であり、奴隷を使用した瞬間ではない。つまりターン出力の最大化を図れば、それは取り出せるハンマーの最大化と同意となる。

それとは別に初期に張れる改善の相関を知る必要がある。それらは奴隷の変換率だけで決まり余剰食糧とは無関係である。比較方法はそれぞれのタイルの食糧とハンマーを相殺し、変換率と照らし合わせるだけだ。例えば草原農場と草原鉱山では、相殺すると農場が2F、鉱山が3Hを持つため、変換率が3H/2F=1.5以下になるまでは草原農場の方が高出力になる。備考はその変化点を示す。

奴隷と農場の組み合わせは高出力になる。しかし遺産建設には向いていない、管理に多少の手間がかかる、幸福確保のための兵士などにハンマーを割くために自由に使えるハンマーは思ったほど上がらないこともあるため、特性を知った上で上手く利用しよう。

『コメント』 &dagger;