Marius Petipaマリウス・プティパ(1818-1910)
フランス出身のダンサー、振付師、台本作家。主に帝政ロシア時代のサンクトペテルブルグで活躍し、クラシックバレエの基礎を築いた。いわゆる三大バレエの制作でも知られる。
「あなたから私へ、私からあなたへ。あなたから私の場所へ、私からあなたの場所へ」振付の指示。「あなた」は隅を、「私」はプティパのいる地点を意味する
Sergei Diaghilevセルゲイ・ディアギレフ(1872-1929)
ロシアの芸術プロデューサー。『芸術世界』の発起に加わり、また空前絶後の人材*1が集った「バレエ・リュス」をプロデュースする等、モダンバレエ、更には芸術界に多大な影響を与えた人物である。
「鉄砲丸が遠くまで飛ぶのは方向が限られているからさ」
Elvis Presleyエルヴィス・プレスリー(1935-1977)
アメリカ生まれのキング・オブ・ロック。黒人のR&Bと白人のC&Wを融合してロックンロールのカリスマとなった。「Hound dog」や「Heartbreak Hotel」など名曲多数。*4
「エルヴィスの前には何もなかった」ジョン・レノン
「俺が死んでかなりたってから、俺が歌った歌を聴く人たちがいるだろう。そういう人たちに、俺の本当の良さをわかってもらいたいな」
John Lennonジョン・レノン(1940-1980)
イギリスのシンガーソングライター。ビートルズのリーダーとして世界を魅了し、また音楽界に多大な影響を与えた。こちらも「(Just Like) Starting Over」や「Imagine」など名曲多数。
「僕らは今やイエスよりも人気がある」
Michael Jacksonマイケル・ジャクソン(1958-2009)
アメリカの歌手、ダンサー。「Brack or White」「Beat It」「Thriller」等、それまでの常識を遙かに越える映像、パフォーマンスを生み出した「キング・オブ・ポップ」である。
「私は星になり月になる。愛する人と愛される人になる。歌い手と歌になる…私は踊り続ける。それは創造という名の永遠の踊り。創造主と創造が、一つの大きな喜びの中に合体する。私はただ踊って、踊って、踊り続ける。踊りしかなくなるまで」
Charlie Chaplinチャールズ・チャップリン(1889-1977)
「喜劇王」の異名を持つコメディアン。強者と権力を笑い飛ばす「小さな放浪者」として、喜劇史に不滅の足跡を遺した。『黄金狂時代』『モダン・タイムズ』『独裁者』等が代表作。*5
「諸君は機械でも家畜でもない! 人間なのだ!」『独裁者』より
Sergei Eisensteinセルゲイ・エイゼンシュテイン(1898-1948)
ソ連の映画監督。モンタージュ理論を確立、実践した事で映画史における重要人物となった。特に『戦艦ポチョムキン』における階段のシーンが有名。
「「よくあることだ」、そして大体において「やはりありうることだ」というたぐいの「動機づけ」は、無表現の恐ろしい泥沼である」
Alfred Hitchcockアルフレッド・ヒッチコック(1898-1980)
イギリスの映画監督。『バルカン超特急』『めまい』『サイコ』『鳥』等を撮影し、「サスペンスの神様」と呼ばれるに至った。自身の作品に必ずカメオ出演していたことでも有名。
「「映画作家は何かを言うのではなく、見せるだけだ」ということではないでしょうか──その通りだ」フランソワ・トリュフォーとの対談において
Walt Disneyウォルト・ディズニー(1901-1966)
ウォルト・ディズニー・カンパニーの創始者であり、ミッキー・マウスの生みの親。数え切れないほどのキャラクターと傑作映画を生み出し、世界にアニメの可能性を知らしめた。
「夢を見る事が出来るなら、実現する事が出来る」
Stanley Kubrickスタンリー・キューブリック(1928-1999)
アメリカ生まれの映画監督。「完全主義者」として制作の全てを統括する手法で知られ、『ロリータ』『2001年宇宙の旅』『フルメタル・ジャケット』等を撮影した。
「良い映画には2種類しかない。内容がすばらしいか、撮り方がすばらしいかだ」
Charles Le Brunシャルル・ル・ブラン(1619-1690)
フランスの画家、美術理論家。ヴェルサイユやルーブルに代表される絢爛豪華な室内装飾によってルイ14世の栄光を彩り、またフランス芸術アカデミーの初代学長にも任命された。
「…それゆえ、ル・ブランの連作は、古代の有名な挿話を思い起こさせるだけではなく、王政の栄光と君臨する王者を讚えるプロパガンダの一翼を完全に担っていると言える」ルーブル美術館より引用
Francisco Goyaフランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)
スペインの宮廷画家。『マドリード、1808年5月3日』のようないわゆる宮廷画で知られるが、一方で『我が子を喰らうサトゥルヌス』のようなシュルレアリスム的な絵画も遺している。*7
「絵画とは、全て犠牲と決断である」
Auguste Rodinオーギュスト・ロダン(1840-1917)
フランスの彫刻家。大胆な構図と力強いデフォルメを特徴とし「近代彫刻の父」と呼ばれる。『地獄門』とその一部である『考える人』が特に有名。*8
「芸術に独創はいらない。生命が要る」
Edvard Munchエドヴァルド・ムンク(1863-1944)
ノルウェー出身の画家。生と死、そして孤独、嫉妬、不安といった生々しい感情を人物画に込める表現主義の代表者。『叫び』はあまりにも有名である。
「私の朽ち果てつつある死体から花が成長するであろう。私はその花の中に生きる。それが永遠というものである」
Franz Lisztフランツ・リスト(1811-1886)
ハンガリー出身の音楽家。「ピアノの魔術師」とまで言われた伝説的なピアニストであると同時に、交響詩を確立する等作曲家としても才能を発揮した。『超絶技巧練習曲』の作曲者でもある。
「指が5本ついている手が二つあると思うな。身体から10本の指が生えていると思え」
Richard Wagnerリヒャルト・ワーグナー(1813-1883)
ドイツの作曲家。『タンホイザー』『トリスタンとイゾルデ』『ニーベルングの指環』等を作曲し、「歌劇王」の名を欲しいままにしている。*10
「仕事をする時は上機嫌でやれ。そうすれば仕事もはかどるし、身体も疲れない」
Edward Elgarエドワード・エルガー(1857-1934)
イギリスの作曲家、指揮者。ポシティブかつ軽やかな作風で知られ、特に英国第二の国歌とも言われる『威風堂々』は、今もなお世界中で演奏されている。
「僕が死んだ後にもし誰かが口笛でこの旋律をモールヴァーン丘陵で吹いていたなら、怖がらなくていいよ。それはきっと僕なんだから」
Erik Satieエリック・サティ(1866-1925)
フランスの作曲家。革新的な手法を平然と用い、後の音楽界に多数の種子をばらまいた「音楽界の異端児」。『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』等、自身の曲に妙な題名を付けた事でも有名。
「私はとても古い時代に、とても若くしてこの世に生を受けた」
Pablo Casalsパブロ・カザルス(1876-1973)
カタルーニャ出身のチェリスト。チェロの近代的奏法確立、バッハの『無伴奏チェロ組曲』再発見、何より彼自身の演奏によって20世紀最大のチェリストと呼ばれている。
「パブロ・カザルスの音楽を聴いたことのない人は、弦楽器をどうやって鳴らすかを知らない人である」フルトヴェングラー
Igor Stravinskyイーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971)
ロシアの作曲家。『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』等を作曲した現代音楽の嚆矢だが、新古典主義の分野においても名曲を遺している。
「私は音楽を考えるだけでなく、それに触れることを必要としている」
Vladimir Horowitzウラディミール・ホロヴィッツ(1903-1989)
ウクライナ出身のピアニスト。主にアメリカで活躍し、誰にも真似の出来ない奏法から生み出されるスリリングかつ透明感のある演奏で多くの人々を魅了した。
「さあ!世の中へ出てミステイクをやってきたまえ!でもそれでいいんだ。君のミスだからさ。君自身のミスでなければならない。君の音楽で何かを言ってきたまえ。何でもいいのさ、「これが君だ」という何かをね」
Dmitri Shostakovichドミートリイ・ショスタコーヴィチ(1906-1975)
ロシアの作曲家。ともすれば難解になりがちな20世紀のクラシック音楽界において、明解な曲を多数作った事で成功を収めた。交響曲第五番が特に有名。
「あらゆる暗くて陰気なものが消え去って、美しいものが勝つ」『ショスタコーヴィチ自伝』
計14人
Bruno Walterブルーノ・ヴァルター(1876-1962)
ドイツの指揮者。彼自身の人柄を反映したかのような優しい演奏で知られ、その演奏は「微笑」と例えられていた。マーラーの弟子であり、親友でもあり、彼の音楽における権威でもある。
「あんな悲しげな顔でリハーサルされたら音を出さざるを得ないよ。トスカニーニなどの怒りんぼう指揮者以上に困った指揮者だね」ウィーン・フィル団員
Leopold Stokowskiレオポルド・ストコフスキー(1882-1977)
イギリス出身の指揮者。指揮棒を用いず十本の指で楽団を操り、また音楽を分かりやすくするためであれば大胆な編曲も辞さない等、極めて個性的な人物である。
「美しい絵画の前では拍手は起こりません。彫刻の前でも好感を抱いたとしても、喝采は起こりません」
Karl Bohmカール・ベーム(1894-1981)
オーストリアの指揮者。楽譜全体を見渡し曲の意図を正確に汲み取る事に腐心した人で、その演奏は重厚かつ地に足のついたものであると評価される事が多い。
「禅の高僧が矢を射る時、「私が矢を飛ばす」とは言わず「矢が飛ぶ」と言う。すなわち「無為の為」である。これと同じく、ベームの指揮は「音楽が湧く」と言える。つまりベームによって、音楽が奏ではじめるのである」カラヤン
Herbert von Karajanヘルベルト・フォン・カラヤン(1908-1989)
オーストリアの指揮者。強烈なカリスマを持つ20世紀を代表する指揮者で、クラシック音楽の普及に多大な功績を残した。恐るべき数の演奏と録音をこなした事でも知られる。
「これほどまでの音楽的充実感、正確性を追求できたことは未だかつてなかった。われわれは世界中のどのオーケストラにも優る、重厚で緻密なアンサンブルを手に入れたのだ」ライナー・ツェペリッツ
Leonard Bernsteinレナード・バーンスタイン(1918-1990)
ユダヤ系アメリカ人の指揮者、作曲家。こちらも20世紀の代表と言える人物で、感情を隠さぬ動的な指揮を持ち味とする。また『ウエスト・サイド物語』を書くなど作曲家としても優れた才能を発揮した。
「誰かと分かち合えない感動は私にとって無意味だ」
Carlos Kleiberカルロス・クライバー(1930-2004)
ドイツ出身の指揮者。独特かつ生命力に溢れたその指揮によって「天才」と称えられた。リハーサルに通常の倍以上の時間をかけた事、後年は極度に指揮の回数を減らした事でも有名。
「私は庭の野菜のように太陽を浴びて成長し、食べて、飲み、眠りたいだけ」
計9人
Cao Zhi曹植(192-232)
曹操の五男にあたる魏の王族。父や兄をも凌ぐ詩才によって「詩聖」と呼ばれた、李白・杜甫以前の中華文学を代表する詩人である。ただし本人は軍や政における活躍を望んだらしい。
「…願わくは中林の草と為り 秋野火に随いて燔かれなん 糜滅するは豈に痛ましからざらんや 願わくは株亥と連ならん」 『吁嗟篇』
Abu Nuwasアブー・ヌワース(750-810)
アッバース朝時代の詩人。主にバグダードで活躍し、イスラム教が禁じているものを実に魅力的に詠った、イスラーム文学を代表する詩人の一人である。ムスリムの癖に酒豪であった。*12
「朝になったら、さっそく朝酒をやり給え ぐずぐずして酒を出し惜しみしてはならない」
Bai Juyi白居易(772-846)
唐の行政官、詩人。平易な作風で知られ、彼の詩は士大夫のみならず字も読めないような人々にまで愛唱されていたという。またその影響は中華のみならず日本や朝鮮にも及んでいる。
「蝸牛角上何事をか争う 石火光中此の身を寄す 富に随したがい貧に随い且しばらく歓楽せよ 口を開いて笑わざるは是れ癡人」 「酒に対す」
Leo Tolstoyレフ・トルストイ(1828-1910)
同じく十九世紀を代表するロシアの文豪。従軍経験を下敷きに文筆業と平和活動を進め、政治にも大きな影響を与えた。『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』等が代表作。
「文学と科学はパンと水のようなものである」『芸術とはどういうものか』
Lu Xun魯迅(1881-1936)
中華民国の作家。口語体で文学を著した事と、その人間解放への情熱によって近代中華文学の泰斗となった。代表作に『阿Q正伝』『狂人日記』。
「四千年来、時々人を食う地方が今ようやくわかった。わたしも永年その中に交っていたのだ」『狂人日記』
Ernest Hemingwayアーネスト・ヘミングウェイ(1899-1961)
アメリカの詩人、小説家。アメリカの価値観を強く反映した「ハードボイルド」な作品を書いた作家である。『誰が為に鐘は鳴る』『武器よさらば』『老人と海』等が代表作。
「この世は素晴らしい。戦う価値がある」『Kick Out The Jams』
Lu Yu陸羽(733-804)
唐代の文筆家。流浪の身ながらも多くの人士と交わり、「茶聖」として茶に関する世界最古の文献『茶経』を著す。
「さては飲むという一事も、その源は迢けくも又遠いことではある。渇きを止めるのに漿を飲ませ、憂を怒を掃いのけんためには酒を飲ます。更に進んで、寝呆け覚ましに茶を飲ますまでに人間は進歩した」『茶経』
Yusuf Balasaghuniユースフ・ハーッス・ハージブ(1018or19-?)
カラハン朝の大侍従。後に東欧から北アジアにまで広がるトュルク語最初期の文学となる『クタドゥグ・ビリグ』を著した人物。
「私がこの書を著し、我が主君に献じたのは、この書が…世界を抱く両手となったが故である」『クタドゥグ・ビリグ』
Elias Lonnrotエリアス・リョンロート(1802-1884)
フィンランドの医者。自身で蒐集したフィンランドの民間説話を『カレワラ』として体系化し、フィンランド人の民族意識を大いに高めた*20。フィンランド語、スウェーデン語辞典の編纂者としても有名。
「大地より立て、剣士たちよ。泉より立て、剣客たちよ。森よ、起きよ、部下とともに、孤独な男を助けるため」『カレワラ』
Hans Christian Andersenハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805-1875)
デンマークの詩人、童話作家。デンマークを、そして世界を代表する童謡作家であり、生前からその人気は絶大であった。『裸の王様』『みにくいアヒルの子』等々代表作多数。*21
「私は、なにか考えが浮かぶと、子どもを前にお話しをします。しかも、父親や母親も聞いていることを考えに入れて。親たちにも、なにか考えるものを提供しなければなりませんからね」
Ferdinand Chevalフェルディナン・シュヴァル(1836-1924)
フランスの郵便配達人。三十三年の歳月をかけてその辺の石をかき集め、「シュヴァルの理想宮」と呼ばれる建造物を造り上げた。
「私は農民の息子として生き抜きたい。農民階層の中にも活力あふれる天才が存在することを証明するために。29年の間、農村地帯の郵便配達夫として私は勤めた。仕事が私の唯一の誇り、名誉が私の唯一の幸福。私の不思議な物語が完結する。40年後、夢が実現し、現実となる」
Ambrose Bierceアンブローズ・ビアス(1842-1914?)
アメリカの作家、コラムニスト、ジャーナリスト。『悪魔の辞典』の作者であり、人を人とも思わぬ風刺と毒舌の使い手として一世を風靡した。実は短編小説にも定評がある。
「HAPPINESS [幸福] n. 他人の不幸を眺めることから生ずる気持ちの良い感覚」『悪魔の辞典』
George Bernard Shawジョージ・バーナード・ショー(1856-1950)
アイルランド出身の作家、劇作家、社会主義者。進取の精神の持ち主であり、戯曲や評論、警句などを通じて人間の解放を訴えた。『ピグマリオン』『聖女ジョウン』等が代表作。
「悪に対する力を持たずに善に対する力を持つことは出来ない。殺人者も英雄と同様に母親の乳が育てるのだから」
Karel Capekカレル・チャペック(1890-1938)
チェコの作家、劇作家、ジャーナリスト。幅広い分野に作品を遺したが、特に「ロボット」という言葉を世に広めたSF作家として知られている。代表作に『R.U.R.』『山椒魚戦争』等。
「ぼくたちのこの小さな国は、未来の世界の中心になるんです。逃げ込むのは、力を蓄えられるようなところがいいですね。そう、一〇〇年もしたら、また人間が世界を支配できますよ」『R.U.R.』
Lee Kwang-su李光洙(1892-1950) ※ 英語記事無し。代わりにハングル記事を掲載。
朝鮮の作家、思想家。ダーウィニズムの影響を受け、己の文学を以て朝鮮民族を「改造」し独立を成し遂げんようとした。が、総督府に協力したせいで戦後の不幸を招く事に。
「私は、人が平等ではないことを信ずる。知力においても、意志力においても、体力においても、いずれにも千差万別があるが、その中でも「正しいもの」、「美しいもの」を知る力、感じる力において、いっそう、そうであることを信ずる。そして、私はこれを悲しまない。むしろ、人のこの差別こそ、無限の向上と進化を約束するものであるがゆえに、虫が向上しようと力を尽くして仏様になることができるものと、信じることができるのだ」『愛』
Henry Dargerヘンリー・ダーガー(1892-1973)
アメリカの掃除人。52年に渡って一人誰にも知られる事無く妄想を形にし続けた人物。その結果である『非現実の王国で』は、現在世界最長の挿絵付き小説となっている*23。
「レイプっていうのは、女の子のお腹を切り開いて中身を取り出すことよ。そう辞書に書いてあるわ」『非現実の王国で』
Johann Pachelbelヨハン・パッヘルベル(1653-1706)
ドイツの作曲家、オルガン奏者。唯一のカノンがあまりにも有名だがそれだけの人物ではなく、コラール前奏曲やフーガの発展に多大な功績を残した。
「完璧ですばらしい才能を持った人物」ダニエル・エーベルリンの評
Paul Hindemithパウル・ヒンデミット(1895-1963)
ドイツの作曲家、演奏者。数多くの楽器に独奏曲を遺した多芸な作曲家であり、またヴィオラ奏者としても活躍。即物主義を奉じてナチスと対立した事でも知られる。
「受け入れる心になるまでは、音楽も意味のない騒音にすぎない」
George Gershwinジョージ・ガーシュウィン(1898-1973)
アメリカの作曲家。始めはポピュラー音楽で活躍し、次いでクラシック音楽にジャズやブルースといったアメリカ固有の音楽を組み込む事で、「アメリカ音楽」を作り上げた。
「あなたは既に一流のガーシュウィンなのだから、二流のラヴェルになる必要などない」ラヴェル
Ray Charlesレイ・チャールズ(1930-2004)
アメリカのR&B歌手、ピアニスト。ゴスペルやジャズから自らのルーツを探す中で、「ソウル・ミュージック」に辿り着いた盲目のミュージシャン。代表曲「Georgia On My Mind」は今日ジョージア州の州歌となっている。
「君たちは目が開いているのに、何も見えないんだな」
Bob Marleyボブ・マーリー(1945-1981)
ジャマイカのレゲエミュージシャン。レゲエとラスタファリズムの伝道師として世界中を駆け回り、第三世界における「最初のスーパースター」とさえ呼ばれるに至った。
「俺たちはポジティブだ。俺はポジティブなことに従事している。否定的なものは何から何まで完全に取り除きたいのだ。ネガティブは出て行け。おまえの口からついてでる言葉が、お前を生かすのだ。おまえの口からついてでる言葉が、お前を殺すのだ」
Freddie Mercuryフレディ・マーキュリー(1946-1991)
タンザニア生まれのロックシンガー、ピアニスト。ロックバンド「Queen」のメンバーであり、世界でも指折りのヴォーカリストに数えられる。「Killer Queen」「We Are The Champions」「Bohemian Rhapsody」等代表曲多数。
「今日なんかクソくらえ。明日が勝負さ」