都市数別戦略ガイド

都市数別戦略ガイド
Last-modified: 2013-04-28 19:36:16

経済計画方針策定についての考察 †

都市の数による分岐によるお勧めの経済制度を考察。
あくまで方針であり、結局のところ立地によりかなり経済制度は異なるので注意。
(日本語版BtSver.3.13準拠 date 20th.Mar.2009)

ラッシュの時期について †

都市の数やその国の経済制度によりその国が一番他国を突き放せているピークは異なる。
ゲーム展開が後ろにずれ込めばずれ込むほどAIは多様になっていくユニットを使いこなせなくなるため、
ラッシュの時期は基本的にはピークギリギリまで遅らせるのがベターである。
普通都市の数が多いほどピークは後ろにずれ込み、少ないほど前のほうになる。
また経済制度においては小屋経済はピークが遅く、官僚経済は早い。純粋専門家経済はピークの時期が不均衡でちょっと特殊。
つまり初期拡張において確保できた、またはできそうな都市数によりラッシュの時期を決定し、
同時に経済制度と外交政策や軍事ドクトリンを策定するのが基本となる。

まず、簡単に経済制度と外交政策と軍事ドクトリンを説明しておく。
詳細な説明はレポやほかの記事を参考にすること。



1~3都市の場合 †

ラッシュの時期 †

初期ラッシュともいうが、古代ラッシュである。
この時代は脳みそがいらない純粋なハンマー勝負となるため、
ハンマーボーナスの関係上、難易度があがるにつれラッシュ自体が難しくなっていくことを留意しておかねばならない。

経済制度 †

大勢が決定するまでは全都市生産都市として機能させ戦後は小屋経済を敷くのが王道である。
素直に小屋のコインをビーカーに変換してよし、
大きく技術が遅れてしまったらコインをスパイポイントに変換し、盗んで遅れを取り戻してもよし、
ある程度内政をしたあと文化勝利に逃げてもよし。
初期ラッシュ~経済復興~内政勝利という一連の流れはシド星における基本的な流れなので、最初に覚えると応用性が高い。

外交政策 †

経済は戦争により疲弊し、また外交関係は宣戦布告により悪化しているので、
以夷征夷や善隣友好は出来ないわけではないが、やりにくい。
ゆえに多くの場合は近場の敵と遠方の味方をはっきりわける、遠交近攻を選ぶ。
遠交近攻は外交の基本であり、防衛軍も1方向になるので守りやすい。
近場をはっきりと敵と宣言しているため、宣戦布告されてもあわてぬように。

軍事ドクトリン †

戦争で残った兵隊が多い上、戦後の経済復興のためほとんどを金融都市として機能させており、生産都市が少ない。
つまり最小のハンマーで防衛戦力が得られる籠城戦が最良と考えられる。
騎兵と弓兵を中心に生産し、宣戦布告されてもあせらず防衛戦に望もう。
AIのスタックを潰したら逆侵攻をかけて1~2都市ほど占領しておくといい。

2~4都市の場合 †

ラッシュの時期 †

プラエやカタパルトが大活躍の古典ラッシュである。
混成部隊となるので、多少PCが有利になるが、
まだまだハンマーボーナスが大きいAIのほうが圧倒的有利。
そのことを十分留意して起きたい。

経済制度 †

経済の大勢がつくまでは全都市を生産都市として機能させ、戦後は復興のために小屋経済を敷くことが多いが、
ある程度経済が発展してから戦争を仕掛けるため、法律が近く裁判所が建てやすい。
したがって優先的に法律を取得し、全都市を偉人兼生産都市として機能させ、純粋専門家経済として機能させることも可能である。
ラッシュ後はどうしても経済力で遅れているので、
科学偉人で一気に哲学や教育などの大きい技術を取得してよし、大スパイでまとめて技術を盗んでよし、ハゲを雇って遊んでよし、
純粋専門家経済は適応力に優れる経済制度。立地を選ばないうえにルネサンスまではリカバリーが容易。
早いうちに戦後復興させて次の戦争に備えよう。

外交政策 †

宣戦布告を行うため、外交関係は悪化している。また戦争で技術は遅れており、
小屋経済を選んだ場合は戦後復興が遅いので以夷征夷や善隣友好はやりにくい。であるので遠交近攻を選択するのが多くの場合正解である。
しかし純粋専門家経済にて復興させた場合、一気に技術の遅れを取り戻せるため、技術面で優位に立ちやすい。
ゆえに技術優位を生かすために、以夷征夷を選ぶとよい。
偉人で得た技術をばら撒いて、世界に不均衡をもたらそう。

軍事ドクトリン †

戦後復興に小屋経済を選んだ場合、ほとんどが金融都市として機能しているため、
生産都市が少ないので防衛戦を主眼に置いた籠城戦を選ぼう。
宣戦布告されたら賠償金+1~2都市を得られてラッキーと考えよう。
戦後復興に純粋専門家経済を選んだ場合はほぼ全都市が偉人兼生産都市として機能している。
ゆえにハンマーはそれなりにあるため、主要生産都市に将軍を集中定住させ、
攻城戦を採用すると良い。
経験値の少ない都市で生まれた新兵と軍事教官都市で生まれたエリート新兵、そして歴戦のベテラン兵の混成部隊で次の戦争に備えよう。

3~5都市の場合 †

華やかな騎士の時代で圧倒的防衛有利な時代である、中世ラッシュ
この時代は長弓兵という鉄壁の兵科がいるため、攻めるのは少々難しい。
しかし、攻めれないということはなく、ジャンプを駆使してロングボウが出てくる前にラッシュを決めたり、
先制攻撃が無効の兵科を使ったり、また奪う都市の数を絞れば十分コストに見合うリターンを得られるはずだ。

経済制度 †

偉人で得にくい技術を研究したり、ラッシュのためのハンマーを用意する必要もあるので、ピークが早い官僚経済が最良と考えられる。
主に偉人ジャンプで研究を進め、首都の小屋のコインにてジャンプで得られない研究を進め、ラッシュが近くなったら全力で軍事力に注ぐ。

外交政策 †

偉人ジャンプにより、技術面では非常に有利に進められる。
ゆえに技術立国であるので以夷征夷を選び、他国同士を争わせ、攻め込む先を弱めよう。
重要なのは最先進国であることではなく、攻め込む先より技術が進んでいること。

軍事ドクトリン †

この時代はどうしても長弓兵という壁が立ちはだかるため、それを倒すことを中心に考えなくてはならない。
長弓兵の最大の強さは先制攻撃による無傷勝利であり、物量でそれを抜くのは難しい。
ゆえに質を重視し、将軍の集中定住による攻城戦で漸次攻略していくのが良い。
局地戦にて戦力を上回り、各個撃破していけば、勝利は近づく。~

4~6都市の場合 †

ライフル等にて再度攻勢有利な時期が近づいてくるルネサンスラッシュ
この時代からは戦術面が豊富であり、AIがだんだんユニットを使いこなせなくなってくる。

経済制度 †

この時代は偉人が電球消費にて技術を獲得する時期であり、一気に経済が飛躍する時期である。
つまり偉人が多く排出される、官僚経済純粋専門家経済の二つを選ぶのが良い。
どちらが良いかは立地に影響され、首都から出てきそうな偉人の数や首都小屋のコインと相談。
官僚経済なら自力研究が必要な胸甲騎兵ラッシュや騎兵隊ラッシュ、そしてライフルラッシュ。
純粋専門家経済なら偉人ルートに近いマスケットラッシュかボンバーマンラッシュにすると効率が良い。

外交方針 †

官僚経済と純粋専門家経済。どちらも偉人の電球消費による技術立国であり、またハンマーが豊富なので急な宣戦にも強い。
ゆえに以夷征夷により他国同士を争わせ、疲弊した国に攻め入り漁夫の利を得よう。
ただし、争わせたあとに適当なところで停戦させないと大帝国になって手に負えなくなるので注意。

軍事ドクトリン †

徴兵を使うかどうかで異なる。もしも徴兵を使うのであれば、迎撃戦により、物量で決めるのが良い。
主にマスケットラッシュやライフルラッシュで使うと最大限の効率を得られる。
逆に徴兵を使わないのであれば、将軍を集中定住させ、攻城戦にて、
先制攻撃によりまだまだ硬い長弓兵を抜こう。先制攻撃持ち相手には量よりも質である。

5~7都市の場合 †

飛行船の登場により、一気にプレイヤーが有利に立てる前期工業化時代ラッシュ
AIはこの兵科を上手く使いこなせないので、戦争には圧倒的に有利な時代である。

経済制度 †

この時代、官僚経済がピークを迎え、またついに小屋経済が官僚経済に追いつく時期である。
ゆえに小屋を置ける数と領土の広さにより、小屋経済官僚経済のどちらかを選択しよう。
多くの場合、国土が肥沃なら小屋経済、貧弱なら官僚経済にすると良い。

外交政策 †

官僚経済の場合、偉人による電球ビーカーにて技術的に優位に立ってる場合が多いので、
以夷征夷にて他国同士を争わせると良い。他国同士が争ってる間は自分は安全だ。
一方小屋経済の場合、どうしても立ち上がりが遅いため、中盤までは技術先進国でない場合もある。
その場合、隣国と仲良くして防波堤にする善隣友好で鉄壁だと思われる。
小屋経済はどうしてもハンマーが乏しい。宣戦布告されないようにするのが最良であろう。

軍事ドクトリン †

官僚経済にせよ小屋経済にせよ、ラッシュ時までは基本的に非武装中立を貫き、
ラッシュ時に迎撃戦を採用すると効率的。
もしも非武装中立が出来そうにない外交関係であった場合、ラッシュ時までは籠城戦を採用し、ハンマーと維持費を出来るだけ節約。
ラッシュ時に迎撃戦に切り替えれば良い。
また、騎兵隊-飛行船ラッシュや胸甲騎兵-飛行船ラッシュのときは、近代電撃戦にて一気に決めることも可能だ。

6~8都市の場合 †

戦争を起こすコストに見合うリターンが期待できる最後の時代である後期工業化時代ラッシュ
プレイヤーが圧倒的に有利な時代であるうえ、石油がないとこの後非常に厳しいので出来る限り拡張を。

経済制度 †

小屋は広大で肥沃な立地なときに最大の効果を発揮する。
つまり広大な立地がとれた場合は海洋マップを除き小屋経済が最良である。
全土に小屋を撒き散らそう。

外交政策 †

善隣友好が最良である。経済が軌道に乗るまでは平和友愛。

軍事ドクトリン †

ラッシュ時までは非武装中立にて内政に集中し、歩兵-飛行船ラッシュならば迎撃戦
戦車ラッシュであれば近代電撃戦にて一気に決着をつけよう。
非武装中立が出来そうにない外交関係であるならば、籠城戦にてハンマーと維持費を節約。
後期工業化時代まできたらドクトリンを切り替えれば良い。

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