ルネサンス到来(1)-ライフルラッシュ

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Last-modified: 2012-12-31 14:04:07

ルネサンス到来(1)-ライフルラッシュ

目次 †


rifleman.jpg『おぼろなる月もほのかに雲かすみ晴れて行くへの西の山のは』 - 武田勝頼

ルネサンス期による科学技術・経済技術の充実により、内政面での差が明確なものとなります。
先行できた場合、勝利への道程が確実なものとなることでしょう。
そのルネサンス期の集大成の一つが"ライフルラッシュ"です。



概要:
ライフリングの研究終了と同時に、破格の戦闘力14のユニット『ライフル兵』による進撃を
開始します。圧倒的な火力の前に、旧世代ユニットは対抗する術を持ちません。
シンプルかつ破壊力抜群の戦法です。
ゲームの勝敗を決定付けることが多く愛用者が最も多い戦法といえます。


参考プレイリンク








技術ツリー方針 †

選択肢が多い中世技術ですが、官吏以後いち早くライフリングへと抜けるルートを採用します。
ライフリングは銀行制度・ギルド・教育により内政を充実させると共に
自由主義レースの勝利を目指す王道ルートとも言えるでしょう。
一方、ナショナリズムの研究も大きな意味を持ちます。
国民国家を採用し、一旦は経済を崩壊させる勢いで徴兵を続けるのです。
一度にライバルを滅ぼすことができるのですから、最終的にはあなたが勝利者となるのです!



ちなみに、火薬後に生産できるマスケット兵・専業軍人後に生産できる騎兵隊は、
扱いが多少特殊となります(後述)。


優先すべき技術RiflingLiberalismNationalism





戦法 †

ライフルを集めて突進、それだけです。とはいえ、いくら旧世代ユニットが相手でも
完全に無傷というわけにはいきません。初期ラッシュとは異なり、1都市や2都市だけでなく
1国2国をも落とせることを考えれば、なるべく早く次の戦場へ向かいたいところ。
こちらの損害を減らす方策を取ったほうが無難でしょう。
具体的に以下の方法があります

①事前に砲撃ユニットを多数製造しておく。
②スパイ任務(都市反乱)による都市防御消滅の活用
③衛生兵の昇進




徴兵ラッシュ †

globetheatre.jpg
ユニットを1ターン最大3体まで徴兵する国民国家は、時期的にも
ライフル以降が本領発揮の場となります。
とはいえ、徴兵はデメリットとして市民の不満増加があり、続けてはできない諸刃の剣。

そんなデメリットの回避には、グローブ座がお勧め。
グローブ座の建設都市では、不満が増加しないので
人口が続く限り喜んで国家のために参戦してくれるでしょう!

マインドコントロールされてるんじゃね?やばくね?と、しばしばネタになることも。







無印版とBtS版の違い †

cavalry.jpg

BtS版においては、技術ツリーとユニットの必要技術に多少の差が存在します。

その違いが最も顕著であるのが、騎兵隊ユニットの扱いです。
無印版においては、職業軍人+火薬の技術で生産可能であったために、
ライフル兵と遜色のない速度で投入することが可能でした。
その機動力とライフル兵を超える戦闘力を生かし、迅速なラッシュが可能であり
定番の戦法であったと言えます。


しかしながら、BtS版においては騎兵隊にもライフリングが必要となった為に
登場が遅れることとなりました。
ライフル兵がスムーズに内政を充実させつつ、さらにアップデートできるのに対し
騎兵隊の為に職業軍人を研究することは、多少の寄り道を意味します。

今日では、騎兵隊でのラッシュはライフルの補助(後詰)として、あるいは
その機動性を生かした特殊な戦術に対して用いられることが多くなりました。
後期にカノン砲へのアンチユニットとしての活躍を期待されることもあります。


一方でまったく研究・生産しない、という選択肢も支持されています。





ラッシュの種火 †

musketman.jpg

マスケット兵も扱いが特殊です。ルネサンス期のユニットでありながら戦闘力9は
なんとも微妙な数字。全く生産されないことも多い不遇のユニットです。

あえて意味を持たせるとするならば、
マスケット兵の最大の魅力はライフル兵にアップグレード可能であることです。

ライフリングの研究終了後、生産により数が揃うのを待っていては
せっかくの技術リードを最大限に生かすことができません。
そこでライフリング研究中に生産都市でマスケット兵を生産し続け、
研究完了と共に税率を一気に下げ金銭を蓄積、溜まったお金で数ターンで
ライフル軍団を生成してしまう方法があります。
また可能であれば経済学economics.jpg
へ寄り道し無償の大商人で荒稼ぎしてアップグレード費用に充てると言うのもいいでしょう

あなたがエチオピアであれば、マスケットの代替であるオロモ戦士を活用しましょう
oromowarrior.jpg
オロモ戦士は先制攻撃Ⅱが付いており神権政治や主従制と兵舎を組み合わせ
ライフルにアップグレードさせるとあっと言う間に精鋭になります
マスケット代替のUUの中でアップグレードしても、持ち越せる昇進が付いてくるのはオロモ戦士だけ
なのでその点でもエチオピアはアップグレード戦略に適しています

大抵、都市襲撃を付けられる白兵ユニットからのアップグレードが優先されるのですが




その他 †

①ライフリング完成による防壁の陳腐化
ライフリングの開発によって防壁が陳腐化します。
しかし、防御効果自体は陳腐化によっては失われません。
(防御効果を陳腐化させるのは敵国の火器ユニットによる攻撃です)
ですから防壁の陳腐化をあまり気にする必要は有りませんが、
例えばケルトのUBであるダンを利用している場合などは注意が必要でしょう。


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