ルネサンス到来(3)-内政ルート

攻略・考察/戦法集/ルネサンス到来(3)-内政ルート
Last-modified: 2013-07-28 11:28:28

攻略・考察/戦法集/ルネサンス到来(1)-ライフルラッシュ
攻略・考察/戦法集/ルネサンス到来(2)-カノンラッシュ(化学ルート)

目次 †


Liberalism『人間は、あらゆるものに成れる可能性を持っている』-レオン・バッティスタ・アルベルティ



ルネサンス期は内政面の拡張の可能性も大きいといえます。もしあなたが中世までに巨大な帝国を
築くことに成功したのならば、そのアドバンテージをさらに生かすことが可能となります。
今回は純粋な意味での"戦法"ではありませんが、前出の二つの戦法と組み合わせることが可能な、
多くのプレーヤーがルネサンス期以降に利用する方法論をいくつかご紹介します。



概要:
ルネサンス期の内政を拡大します。
戦争を一度お休みすることで、次なる戦争に備えるもよし、
文化・外交・宇宙勝利への礎を築くもよし。ルネサンスは
非常に自由度が高い時代であるということができます。
自由度の高さから限定することが難しいので、この項目では
ルネサンス以降によく採用される"コンボ"をいくつかご紹介します。




参考プレイリンク




技術ツリー方針 †

中世においては自由主義レースへの参加に全ての国力を注ぎ込みます。
その過程で強力な国家遺産である、オックスフォードやウォール街、
グローブ座などの建設条件を満たしていくのです。

工業化突入後の方針によって
ハンマー・軍事力重視のライフリングルートと
人口・経済(研究)・文化重視の化学ルートを選択することとなります。

いずれの場合も、政治体制ルート、つまり憲法以降の採用をお勧めします。
ピラミッドをすでに所持している場合、劇的な変化は得られませんが、
それでも奴隷解放の採用が、後半のゲームの鍵を握ることは確実です。


優先すべき技術LiberalismDemocracyCorporation





代議制コンボ †

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代議制が強力な政治体制であることはたびたび指摘されています。
古代においてピラミッドを立てる意味は、ほぼ全て代議制の早期採用に集約されるほどです。
暦開発前の初期においては幸福+3が強力であることも、もちろん理由として挙げられますが
全ての専門家からビーカー+3が得られるため、
仮に研究税率を下げても、一定の研究を続けることが可能なのです。

特に食料改善を集中させる偉人都市で、その効果がいかんなく発揮されます。
カースト制の採用による"専門家経済"と呼ばれるテクニックも強力です。
(→※参考Fanatics'抄訳/専門家経済



representation.jpgmercantilism.jpg自由の女神

また、対象がすべての専門家、であることから
ルネサンス期における代議制の活用としては重商主義と自由の女神の併用が強力であると
言えるでしょう。この体制と世界遺産は、どちらも無償の専門家をすべての都市に供給します。
つまり、換言すれば全ての都市にアレクサンドリア図書館が建つことに等しいのです。
あなたの帝国が巨大であればあるほど、この組み合わせが有利となります。


一方で、このコンボには以下のネガティブな意見も根強いです。

①重商主義による交易力の低下
国内の都市の多くが沿岸都市でありファロス灯台や港が建設されている場合、
収益の大幅な低下が予想される。

②自由の女神が高コスト
建設に使うハンマーでライフルを作成してラッシュ
の方が有用であるとの意見もあります。





刑務所の建設(ファシズムコンボ) †

Constitution
あなたがルネサンス以後の制覇勝利を狙うのならば、憲法の開発と
刑務所の建設は欠かせません。厭戦感情の増加は都市の能力を
著しく低下させますが、刑務所はその影響を25%軽減することができるのです




Fascismmtrushmore.jpgpolicestation.jpg

工業化時代に突入し、ファシズムの研究が完了すれば
警察国家の採用・ラシュモア山(国家遺産)の建設・刑務所の併用により
厭戦感情は国内から一掃されます。
(それぞれ-50%、-25%、-25%され、累積により厭戦感情が全く発生しません)
来るべき最終戦争にそなえ、国民の思想を一致団結させましょう。




グローブ座徴兵コンボ †

nationhood.jpgglobetheatre.jpg


攻略・考察/戦法集/ルネサンス到来(1)-ライフルラッシュで触れたとおり、
国民国家の採用とグローブ座の研究も、相性が良いです。
徴兵のデメリットである、市民の不満増加を完全に帳消しできるため
食料さえ充分に確保できるのならば、延々とユニットを輩出することができます。


食料改善を充分に確保している都市、すなわち偉人都市が建設に適していると言えるでしょう。
戦争をしない場合でも、生物学が完成した暁には幸福を圧迫しやすい偉人都市ですが、
グローブ座さえ建設すれば幸福資源が確保できなくとも人口が30人を超えることもありえます。




官僚制・オックスフォード/ウォール街コンボ †

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オックスフォード大学とウォール街は、それまでの科学力・経済力を倍加させる
極めて強力な国家遺産です。これらの建設予定地の候補として
小屋を敷き詰めた首都が、まず検討されます。


官僚制のボーナス(首都のハンマー+50%、商業力+50%)は破格と言えるでしょう。
商業力はそのまま科学力・経済力へと反映するのですから、通常の都市より50%も
優秀な首都が候補となるのです。

首都を生産都市としていた場合、経済・科学都市に宮殿を建設し、
首都を移転してしまうことも検討すべきです。
ハンマーに関しては、工業時代以降、地形・改善によって
充分な量を確保することが可能なのですから。


一方でウォール街に関しては、宗教の聖都・企業の本社での建設が推奨されます。
もちろん、聖都を首都にすえ、官僚制を採用しつつ経済都市化すれば
ベストであると言えますが、科学ほどには重視されていません。

企業に関しては、正確にはウォール街都市で開業するといったスタンスが正しいのですが。




その他注意点 †

①国家遺産のルール
国家遺産は全ての国が一つだけ作成可能であること、に加え2つ注意点が存在します。
一つは1都市に2種類までしか建設できないこと。
二つ目は6都市に下部施設を建設する必要がある場合が存在すること。
どちらも"うっかりミス"を招きやすいルールですので、よく確認してください。




ご意見・ご感想 †