ユニットの数を揃えにくい古代で戦争をするプレイスタイルだと、特に有効な志向と言えます。 海の多いマップでは戦争を起こしにくい為、価値はやや下がるでしょう。 戦争には生産力が肝要であり、都市建設の際は出力ハンマーに注視して下さい。 兵舎が安くなるのは、生産力の低い古代ではそれなりに有用でしょう。 乾ドックの方はおまけです(無論、群島マップではその限りではありません)。 低難易度から高難易度まで利用価値のある志向なので、戦争好きなプレイヤーにはお勧めです。
コスト半減の建造物は、どの都市にも必要と言うタイプではないのでイマイチです。 注目すべきは、占領した都市も抵抗活動が収束し次第文化を生み出すので 「獲ったは良いが、別の国に文化侵略され奪われる」といった状況を軽減します。 個人的には初心者の方にこの志向をお勧めします。 ゲームに慣れてくれば、新設した都市ですぐに文化を生み出させる手段が他にあると気づくからです。 意外なことに、文化勝利を目指す場合にこの志向が最も向いている訳ではありません。
比較的上級者向けの志向と言えます。ゲームに慣れないうちは有用性を実感しにくいでしょう。 序盤に氾濫原の都市を作り易い点や、中盤以降は幸福よりも衛生が問題となる難易度では 充分に活躍する可能性を秘めています。衛生資源を交易で手に入れる必要性が 下がるということは、交易相手をより絞り易いというメリットもあります。 場合によっては、一つしかない衛生資源を交易に出すことも出来るのも強みです。
恐らく最高のポテンシャルを有する志向でしょう。銀行のコスト半減効果は削除されました。 1マスの孤島に作った都市でさえ、この志向では有用な都市となるのです。 意識して小屋の地形改善を建設すれば、特に効果が実感出来るでしょう。 収入は金銭だけではなく、科学技術の進展速度であり、軍隊の規模でもあります。 どんなプレイスタイルでも存分な力を発揮出来る筈です。
難易度によって評価が変動し易い志向です。高難易度では世界遺産を建立する機会に 恵まれにくいという問題があるからです。また、石や大理石などの資源にも 影響され易く、やや不安定な志向とも言えます。生産力の高い都市が 複数築けなければ、期待通りの国家運営は難しいかも知れません。 慎重な都市計画が必要となる志向といえます。巧くゲームが運べば、 文化遺産を独占し、多くの偉人を輩出し、高い文化を持つ国家を築けます。
完全に高難易度向きの志向です。初心者はメリットを感じづらいでしょう。 皇帝レベルまでなら、この志向はそれ程有用でないかも知れません。 広くて都市数の多いマップではより有用でしょう。コスト半減の都市改善も玄人好みと言えそうです。 あなたが特に優れたプレイヤーとなれば、組織的の強さを大いに認識出来る筈です。
偉人の利用はある程度ゲームに慣れてからでないと難しいかも知れません。 都市建設、都市改善と地形改善、技術研究、これらを総合して計画を立てる必要があるからです。 偉人の発生をあなたの腕で制御出来れば、この志向は特別な効果をもたらす事となります。 大学のコスト半減も魅力的なボーナスです。 この志向を使いこなすに当たり、特に注意すべきは民族叙事詩の建設都市を吟味する事でしょう。 適材適所の偉人排出が適えば、勝利は容易となります。 少ない都市数で勝負するには特に良好な志向といえます。
ゲーム中に何度の革命を行うかによって大きく価値を変える志向です。 ゲームに慣れない内は、新しい社会制度を得る度に革命を行い、その効果を比較するのも大切な鍛錬となります。 もしあなたが自身をゲームの初心者であると感じているのであれば、 この志向を選択し学習の機会とするアイデアは評価に値すると信じます。
初心者・低難易度に向く志向をまとめました。
「特に意識しなくても、自然と効果を発揮する」志向が良いでしょう。
もっとも、初心者向きではない志向の指導者であってもマイナスになる事は無いので、志向にこだわらずにゲームを始めたとしても特に問題ありません。