攻撃編その3

マルチプレイ/戦争講座/攻撃編その3
Last-modified: 2012-08-26 16:52:48

マルチプレイ/戦争講座/攻撃編③ †

進軍ルート策定 †


相手の情報を集めて開戦タイミングを決めた!軍拡に注力しエネ差もついた!
あとは宣戦するだけ!・・・なのですが、最後の準備をする必要があります。
そこでおおきく二通りに分けて考えていきましょう。


相手とのエネ差が大きい場合 †


軍事力が有利な状況では、戦争を速やかに終わらせることが重要です。
戦争が始まると相手も全力で軍を生産し始めるでしょう。

前線が2個以上ある場合軍を分けてでも相手の都市を速攻で落とし生産差をつけて相手を死に体に追いやるのです。

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上の馬都市を落とす軍、真ん中の首都を覗く少数の兵、そして下の鉄都市を落とす軍に分けました。
スピードが大事なので都市防御を削らなくても落とせる軍を用意して宣戦して次Tには焼けるようにしましょう。
また前線を速やかに焼いておくと文化が消えて、後続の軍の移動がスムーズになり相手の逆襲も防ぐことができます。

また、相手が第三国を攻めていてその後ろをつく場合にも同様の作戦がとられます。
相手の軍がもどってくるまでに薄い前線都市を焼いて生産力を落とし、
じっくり時間をかけてエネ差をつけて滅ぼすという作戦になります。

エネ差がついているときは都市攻略スピードを重要視する

相手も防衛戦力を整えている場合 †


相手も防衛態勢を整えている場合、戦争は困難です。
正面衝突以外の道も探るべきですが、どうしても戦争しなければならないときもあります。
もちろん相手よりも軍を出して攻めることは当然ですが、
相手に先当てされてしまう不利な状況では前線で時間を稼がれると
軍を集められて十分溜まったところで撃退されることがほとんどです。
侵攻ルートは丘や森等防御ボーナスが乗るところからにしましょう。

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相手は基本、首都は守ろうとします。
そこで首都一直線に侵攻して決戦を強いて相手の軍を溶かしてしまうことです。

この場合森を伝って都市の右の丘に陣取りましょう。
間違っても平地に降りてはいけません。
後続も安全な道を確保して合流させ、一気に敵スタックを壊滅させなければなりません。

しかし防御を削っている間に相手が先にぶつけてくる可能性があります。
そのため先当てされても耐えれる十分なスタックが必要ですね。

しかしベルリンの周りが全て平地だと横付けするのは危険です。
おとなしく地方都市を落として生産差をつけ、時間をかけて大スタックでごり押しするしかないでしょう。


戦争そのものが難しい、ほかに方法はないか
先当てされてはならない
相手も防衛準備しているときは首都で決戦する
できそうになければ生産差をつけるため地方都市を落とし、時間をかけてでもエネ差をつけてとどめを


戦争での判断 †


戦争では様々な決断を迫られます。
状況によることも多いですが、基本的な指針をまとめてみましょう。


落とすか、荒らすか †


都市を落とすと一気に相手の生産を落とすことができ、また文化面で進軍がスムーズになるでしょう。
しかし都市を守る軍を攻撃することは、都市防御や丘の効果で分が悪い戦闘になってしまうことが多いでしょう。
あまりにも自軍が減ってしまうと相手の軍に撃退される恐れがあります。

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これなら損害も少なそう、落とす一手だ

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損害が大きいが文化防御は低いので落とせるだろう
迷うところなので相手の軍事力グラフも見ながら考えよう。


改善荒らしは自軍ユニットを消耗させないように相手の改善を荒らして生産を抑え、カタパルトで損害を抑えてとどめを刺します。
このとき注意しなければならないのは相手に各個撃破されないように当てられない程度スタックすることが大事です。あまり分散させてはいけません。
また2R等生産が伸びにくい状況だと、都市を落とさずカタパ待ちにしてしまうと相手の軍がどんどん増えいつまでたっても戦争が終わらないことにもなります。


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丘弓は辛いですね。相手にチャリスタックがいるので改善荒らしは細心の注意を!


まとめると、都市を落とすことは損害が出るが相手の生産力を急速に減らすことができる短期的に結果を得られる戦術です。
確実に有利になりますが損害が多いと戦争そのものに負けてしまう可能性があります。
改善荒らしは結果的に自軍の損害を抑えることができるが相手の生産を落とすスピードも遅いため長い目で見ると得な戦術になります。
しかしうまくやらないと相手に攻撃されて各個撃破されたり将軍を沸くチャンスを与えてしまうリスクもあります。

そのため結論としては
自国に生産に不安がある場合や、兵が少なかったり平地都市である等簡単に都市を落とせそうなら強襲
都市攻略で多大な損害が予想されたり、相手がこちらに攻撃し辛く改善荒らしが容易な場合はカタパ待ちで改善荒らし
が良いのではないかと考えられます。


これが基本になりますが、落とすか荒らすかは第三国との兼ね合いもあるので、戦略的な面も考える必要があります。
例として半島側から攻める場合、こちらは後ろを突かれることがないので損害を気にせず強襲を繰り返しても良いですが、
中央立地から攻めた場合、介入を受けないように改善荒らしからカタパ待ちで軍の損耗をセーブすることが必要になってきます。



維持か焼きか †


都市を焼くことは、その都市に守備兵を割く必要がなく、また取り返される危険性もないため戦争を安全に進めることができるでしょう。
しかし第三国に都市を建てられて取り分が減る危険性や、 戦後に開拓者を生産して一からインフラを作らなければならないデメリットもあります。

序盤中盤の戦争の目的は相手の領土を奪うことなので都市を維持することは基本です。
しかし敵国の軍を殲滅できていない状況では文化圏では落とした都市を守ることは難しく、
取り返された都市を落とすのにまた時間がかかる・・・等の問題があることも頭に入れておきましょう。
都市を維持することは一番効率的ですが、時には都市を建て直すコストを払ってでも戦争を速やかに終わらせることも大事なのです。

まとめとして、基本的には取り返される可能性があるなら焼き、そうでないなら維持が原則になります。
敵の軍が残っているときには取り返される可能性が高く焼いたほうがいいでしょう。
また相手が弓だけ等抵抗できないのなら維持でも構いません。
状況に応じて判断できるように戦争経験を積みましょう。


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文化で増援も送りやすい、スカミを都市にいれれば取り返されないだろう
丘都市であればなおさらよかったが・・・


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相手のスタックがいてこれ以上進軍するのは不可能だ
おとなしく都市を最低限の兵で焼いて軍をためて出直そう


以上のように分かりやすい例もありますが、実戦は複雑なので様々な要素が絡むでしょう。
初心者のうちは迷ったら焼きでもいいでしょう。



マルチプレイ/戦争講座/攻撃編その4