>科学者出しまくると芸術家出なくなるから、哲学ジャンプだけにしといた方がいいんじゃね -- 2011-04-19 (火) 22:13:15
この件について。
大科学者を増やすと研究が早まり、大芸術家の出現は遅れる。
それらが実際にはどの程度の値なのかを検討する。
大科学者の消費により、研究は1000強ほど早まる。
自由主義前の研究力はたいてい150~200なので、1000強の値を出すには6~7ターンかかる。
つまり、大科学者を増やすと6~7ターン早まる。
以上が研究の早まり。
一方、研究の遅れが生じる代わりに、偉人ポイント(以下GPP)に134~335程度の余裕ができる。
つまりその余裕だけ早く大芸術家が生まれる。
この数値の根拠は2人目、3人目の誕生に必要な GPP がそれぞれ134、201であるため。
GPP を満たすのにかかる時間は、1ターンあたりの GPP 産出量に依存する。
そしてそれはたいてい66前後。この値の根拠は後述。
結局、GPP に335ほど遅れがある場合に大芸術家の出現は6ターン遅れる。
大科学者2人の場合はもっと遅れは少なく、134GPP の遅れなので3ターン遅れる。
仮に平和主義を採用していない場合は、1ターンあたりの GPP 産出量は44。
このケースだと大科学者3人の場合に大芸術家の出現は8ターン遅れる。
大科学者2人の場合だと4ターン遅れる。
さらに平和主義無し、民族叙事詩無し、エルミタージュ美術館無しの条件だと、1ターンあたりの GPP 産出量は20。
このケースだと大科学者3人の場合に大芸術家の出現は17ターン遅れる。
大科学者2人の場合7ターン遅れる。
以上が大芸術家の遅れ。
ちなみに、結論は速度普通設定でも同様である。
大科学者から得られる研究値が1.5倍になり、偉人の出現に必要なターンも1.5倍になるからだ。
ターンあたりの GPP 算出の計算。 仮にトウモロコシ1しかない都市だとすると、人口13で6人の芸術家が雇える。なぜなら、 初期余剰 + トウモロコシ1 + 草原農場 * 6で食料余剰は2 + 4 + 6 = 12だから。 トウモロコシ2だとすると、人口13で7人の芸術家が雇える。なぜなら、 初期余剰 + トウモロコシ * 2 + 草原農場 * 4で食料余剰は2 + 8 + 4 = 14だから。 もちろん衛生と草原に余裕があればもっと伸ばせる。 専門家からのポイントに加えて遺産からのポイントもある。 システィナ礼拝堂、民族叙事詩、エルミタージュ美術館で2 + 1 + 1 = 4。 素の GPP は3 * 6 + 4 = 22。これを平和主義と民族叙事詩で3倍するので22 * 3 = 66。
余談。 Q.複数都市で専門家を雇うとき、ずっと片方の都市でしか偉人が出ないのはどういう条件下か。 A.以下のようなとき。 都市Aで0から GPP を満たすのに必要なターン > 都市Bで GPP の増分を稼ぐのに必要なターン 解説。 迅速なら偉人が1人出るごとに必要ポイントは67増える。 よって、都市Aで GPP を満たすまでのターンが、 都市Bで67ほど GPP を稼ぐのに必要なターンを上回っている限り、都市Bで偉人は出ない。 例えば、都市Bで専門家を1人雇うとする。平和主義採用と仮定すると6GPP毎ターン。 67稼ぐのに必要なターンは13ターン。 これを都市Aが上回っていれば、偉人は都市Bではいつまで経っても出ない。
取り消し線部分に対する訂正コメント。
>これ、ちょっと間違ってる。芸術家の必要人数が考慮に入っていない。
>芸術家が6人必要な場合、科学者1人なら偉人Pは134+201+268+335+402+469で1809
>科学者が3人なら268+335+402+469+536+603で2613。差は804。
>GPP/ターンが66だとすると約12ターンの遅れ。これが芸術家が7人必要だとすると差は938で約14ターンの遅れ。
>つまり平和+民族でトントンといったところ。ただし科学者を出すことで早期に表現の自由を獲得できるメリットもある。
※科学者2人なら2211、差は402。
余分に必要となるGPPを求める式。 偉人ポイント増分をDとする。迅速ではD = 67、普通ならD = 100。 余分に必要となるGPP = 事前に出した偉人数の差 * 必要な偉人数 * D ※偉人が10人を超えるとDが2倍になることに注意 例えば迅速設定で、大科学者を出さないときと4人出したときを比べると、6人の大芸術家を出すとき、 4 * 6 * D = 24 * 67 = 1608 1608GPPが余分に必要となる。
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