守備編その2

マルチプレイ/戦争講座/守備編その2
Last-modified: 2012-10-04 12:31:32

マルチプレイ/戦争講座/守備編② †

宣戦布告されたら †


隣国が宣戦布告してきても、あらかじめ侵攻経路を予測し、スタックをぶつける地点を想定しておけば焦る必要はないでしょう。

防衛戦の基本は
前線で時間を稼ぐ
軍を溜めて殴る
軍を溶かさない、場合によっては都市を捨てる

たいていの場合相手のほうが軍量が多いでしょう、追加の軍を作る時間を稼ぎましょう。
また軍は小出しにしても相手を殺しきれず、逆に各個撃破されてしまいます。
軍を溶かすともう抵抗できません、軍を温存しておけばチャンスは残ります。


50T斧R †


斧はチャリで殴る以外アンチユニットがいないためとても返しにくいです。
50Tだと伐採しきれてなかったり、道も少なかったりで身動きが取り辛く、
また攻められる状況なので自国のエネが低かったり、鉄の研究が遅れ斧兵が少ないことも多いです。
改善荒らしで生産を落とされ、戦略資源が切られることも多く、防衛側の利点は文化と都市の文化防御くらいでしょう。

伐採を最優先に
前線都市を落とされない
金属を切られない
同数以上の斧を用意して平地で殴る、相手が分散するなら見逃さず殴る

これらを念頭にいれておきましょう。
攻め込まれても落ち着いて伐採を進め、森を切りきっておくことが重要です。
前線都市を落とされて生産を落とされ、また相手の追加の軍に合流されると非常に厳しくなります。
斧を用意できなくとも前線は弓を置き、平地ならば奴隷で防壁を作る等強襲されにくいようにしましょう。攻め込まれても落ち着いて伐採を進め、森を切りきっておくのも大事です。
相手の進軍が遅くなれば軍を溜める時間ができ相手にぶつけるチャンスがでてきます。
金属は生命線です、切られたら周りの国にお願いして借りる必要もあります。

また弓を積むだけになるともう勝てません。最終的には相手のスタックを溶かす必要があります。
ありったけの軍で敵軍にぶつけ一気にとかしましょう。
弓をぶつけてから斧をぶつける小技等もあります。

ono50.jpg

半島立地で首都ブーストなしで4都市、銅が遠くほとんど弓しかでなかった。
立ち上がりの早いジョアンが後背地にしようと斧ラッシュを仕掛けてきた。

大阪は丘なので防衛弓を積んで強襲されないようにしましょう。
また今回とは関係ないですが、二国からラッシュを受けたときも、丘都市に弓を積んでおいて時間を稼ぎ、一方の軍を相手にする作戦がよくとられます。

おそらく荒らしながら首都の京都に斧スタックは向かうでしょう。
京都は平地なので弓では守れません。
5T後には京都に敵スタックが到着するので、それまでに全力で斧を集めましょう。
大阪の文化でジョアンは追加の軍を合流させるのも難しいでしょう。
焦らず労働者を前線に近いほうの森から優先に伐採しましょう。
どんどん斧を追加すれば敵は強襲できず、こちらが軍を溜めた後適当な平地で殴りかかりましょう。
目安は敵と同数の斧です。

前線が丘だと弓で時間稼ぎができる、前線が平地なら都市出しを控えめにして攻められないように軍を十分作っておきましょう。
斧ラッシュを返せるのは混ぜた槍を貫けるほどの大量のチャリか斧だけです。
小細工ではなかなか返せないのが50T斧ラッシュですね。

前線を落とされてはならない、生産力・文化を失うと不利になる
落ち着いて労働者を操作し軍を作る、敵軍に見合う数の斧を作ろう


50TチャリR †


おそらく即死してしまうことが一番多いのがチャリRです。
チャリはコストが軽く量が出るのと、馬は2マス動けるので戦術的に工夫しやすく翻弄されてしまうでしょう。
チャリは戦闘力4なので槍や斧、剣士で殴ることができます。
しかし50Tには斧兵をメインに作ることが多く、見えていない馬によるチャリRを完全に防ぐことは難しいでしょう。
逆に馬の存在を知っているならば前線の都市間隔を狭め、前線の都市数も少なくしましょう。
無理拡張は即死の元です。

まずは相手のチャリの量を見てみましょう、15以上いるならどこかの都市は犠牲になることを覚悟しましょう。
チャリスタックが都市隣接してきたら積極的に殴りましょう、都市が落とされる可能性があるのならば打って出るべきではないです。
たいてい敵スタックは都市から2マス圏で2択をかけてきます。
都市から2マス圏のチャリを殴るのはたいていの場合下策です。
都市から出たまま行動終了になってしまい、都市にいるよりも外のほうが攻める側からすると倒しやすいからです。
同様に道を壊しにきたチャリを殴ると都市の外で行動終了になってしまいます。

前線都市が落ち文化が消えるとどんどん追加のチャリがきてしまうでしょう。どちらか捨てなければならないのならば後方都市を落とされるほうがまだマシだといえます。
こちらに槍が多く十分な準備ができているのなら二択以上をかけられる丘や戦略資源に槍をおいておくことも考えましょう。
また斧は先当てされると負ける可能性が非常に高いため、突っ込まれるならはやめに退避させておいて先当てできるチャンスを窺うほうが得策でしょう。
少しずつでもチャリの数を削っていければ都市がどこも落ちない可能性もあります。

tyariR.jpg

ロシアのチャリRを受けています。
敵スタックはエディルネとイスタンブールの二択をかけています。
たいてい槍4ほど都市にいれば50Rは受けきれるでしょう。
たとえ落とされても敵軍は壊滅する可能性が高いです。
戦争の長期化はお互い損するのでまずは十分な防備を確認させて和平提案するのが上策でしょうね。
また丘都市では弓で数を稼ぐのも良いです。
下の銅を切るためにはチャリはどちらかの都市にいったん隣接する必要があります。
都市間隔が2マスだとこのような場合非常に有利です。
このときに相手の軍に斧や槍で殴りかかるのが良いでしょう。
ただし傷つき過ぎて落とされる危険性もあるので、全部当てるのはよくないかもしれません。
最終的に相手軍を溶かしてしまえばたとえ金属を切られてもつなぎなおせ、将軍も手元に残るでしょう。

エネが高い国のチャリRの可能性を常に考えておく
都市の防衛と軍の温存を最優先に
敵を削れるときに削る
ある程度の犠牲は仕方ない


斧パR †


斧パRに対して都市に篭ることは下策です。
どこで打って出るかを考えておきましょう。
斧もカタパも戦闘力は5なので、こちらが斧単でも数が同程度いれば平地で殴ると簡単に半壊させれるでしょう。
また将軍を先に出すと陽動斧が出せ、相手のカタパを狙い打てるので非常に有利になります。

軍をためることが大事なので、半端な軍しか用意できないのなら前線は撤退してしまうことも大事です。
とにかく軍を温存して有利な位置で殴る、これを意識しておきましょう。

geigeki.jpg

ウィーンは銅都市ですが平地都市で文化防御が20%しかありません。
隣接されたからといってこの都市に主力を入れてしまうと斧パに溶かされてしまいます。
ここは最悪捨てて白い枠に敵軍がくるまで軍を溜めてチャンスを伺うのも手ですね。
アーヘン周りの丘をとられるともうおしまいです。

このような国境にしか銅がない!という場合は鉄器もやっておくと後方に沸くかもしれません。

建築以降都市で耐えることは下策、打って出ることを意識する
軍を温存する、半端な軍でしか守れない都市は捨ててもよい
平地に出た敵スタックに当てる機会を伺う

丘伝いにこられた場合は、こちらもカタパが必要になるでしょう。
もしくは相手を圧倒する数の斧で殴るしかないですね。

象パRを返すにはたいていの場合カタパルトも必要になってきます。
どの程度なら溶かせるかはたくさん戦争をして体得していきましょう。


最後に †


防衛戦は奥が深いですが慣れるとたいていのラッシュに対応できることができます。
臨機応変に考えることができればどんどん他のプレイヤーと差がつくでしょう。

そもそも防衛戦をすることはマルチでの勝ち目が薄くなるのでやる気をなくして滅んでしまうひとも多いですが、
そこで諦めずに精一杯戦争に取り組めるかが大きな分かれ目だと思います。
最後の一兵まで諦めず頑張ってください!

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