Real Power of Nations - Play Review  〜 ペルシャ・大キュロス編 〜

 

【はじめに】

 

Real Power of Nations (RPoN) を実際にプレイしたイメージをご紹介するため、

通してテストプレイしてみた様子をレポートします。

細かい点まで説明していると冗長になってしまうので、ポイントを絞って説明します。

詳しくは、サポートサイトやシヴィロペディアでご確認下さい。

 

【設定】

 

Real Power of Nations ver.1.12.03

・併用Mod CGE1.11b

・難易度:皇帝

・マップ:テクトニクス

・サイズ:小さい

・海面: 60%

・文明数: 10

・その他:破壊的蛮族

 

マップはBtS3.17で追加されたテクトニクスです。

全体的にはフラクタルに似たような大陸配置になりますが、

「プレートテクトニクス理論」で説明されるような「リアル」な地形が生成されます。

海面が現実の地球の比率に近い70%だと、ゲーム的には海ばかりという印象になるので、60%にします。

パンゲアと比べるとやや大きいマップになるので、大きさは「小さい」に。

デフォルトの5文明では陸地が広すぎるので、10に増やします。

 

オプションでは、「破壊的蛮族」をオンに。

テクトニクスやフラクタルでは文明のスタート位置が偏ってしまい、使える土地の広さで不公平が
出やすい傾向があります。

RPoNで「破壊的蛮族」をオンにすると、近くに広い空白地帯がある場合は蛮族の攻撃を受けやすく、
不公平が少なくなります。

 

 

【地理と登場人物】

 

北半球は、陸地だけで世界一周できてしまう巨大大陸となり、7文明が配置されています。

ローマのあたりは地峡となっていて、運河を通じてドイツがある内海に航行可能です。

中国のあたりは南北にも広く、ここで南側の大陸と接続しています。

ケルトがある島以外は、すべて陸続きです。

鋭い人はお気づきと思いますが、全部で設定より多い12の文明が存在しています。

これは、蛮族が文明化したことにより、ズールーとケルトの2文明が誕生したためです。

 

1600年の世界

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: D:\user\product\civ\Real Power of Nations\html\pr3\allmap.jpg

 

大キュロス(カリスマ・帝国)ペルシャ

 

 

 

ピョートル(哲学・拡張)ロシア

 

 

 

フリードリッヒ(哲学・組織)ドイツ

 

 

 

カエサル(組織・帝国)ローマ

 

 

 

オラニエ公(金融・創造)オランダ

 

 

 

シャルルマーニュ(防衛・帝国)神聖ローマ

防衛志向は都市建設時に防御ユニットを得ます

 

 

メフメド(組織・拡張)オスマン

 

 

 

始皇帝(防衛・勤労)中国

防衛志向は都市建設時に防御ユニットを得ます

 

 

シッティングブル(哲学・防衛)インディアン

防衛志向は都市建設時に防御ユニットを得ます

 

 

イザベル(宗教・拡張)スペイン

            宗教指向は宣教師の生産を加速します

 

 

シャカ(攻撃・拡張)ズールー

            攻撃志向は都市破壊時にボーナスを得ます

 

 

ブーディカ(攻撃・宗教)ケルト

            攻撃志向は都市破壊時にボーナスを得ます

            宗教指向は宣教師の生産を加速します

 

 

 

【文明の曙】

 

川沿いの陸地が多い沿岸という好立地に、最初の都市ペルセポリスを建設。

BtSであれば、小屋都市にするには食糧不足だが、RPoNでは十分可能。

 

RPoNにおける小屋都市 〜

 

RPoNでは町は食料を生み出しません。

その代わりに、鉄器で+1されるなど、農場の食料生産が強化されています。

十分な数の農場が確保できれば、丘だらけの都市でも、十分小屋都市に育てることができます。

 

1600年 ペルシャ首都、ペルセポリス

 

RPoNでは蛮族の攻撃が激しい上、破壊的蛮族オプションをオンにしているので蛮族には注意する必要がある。

軍事力を強化する弓術、畜産、青銅器は早めに取得したい。

ちなみに、RPoNでは狩猟で馬資源を発見できるので、馬がないなら畜産を後回し、ということも可能。

 

BC4000 ペルセポリス建設

BC 2640 ユダヤ教 異国

BC 2240 仏教 異国

BC 2480 オラニエが地球が丸いと証明

ロシア、ドイツ、オランダ、ローマ、神聖ローマを発見

車輪、弓、採鉱、漁業、青銅、神秘主義、畜産、筆記

 

 

【領土拡張】

 

特に探索するまでもなく、いくつかの文明と遭遇。

北西のドイツと北東のロシアは比較的近い上、西は不毛地帯ということで都市拡張を急ぐ。

UUの不死隊を含めRPoNで強化された騎兵が使えないとつまらないので、まずは馬を確保するためパサルガダエ建設。

RPoNでは、都市の周囲8スクエアは、文化によらずその都市圏に入るため、馬のような重要資源は必ずこの「絶対圏」に入れたい。

 

RPoN の騎乗ユニット 〜

 

RPoNでは、騎乗ユニットは森のない平地において+25%の戦闘ボーナスを得ます。

また、弓騎兵など一部の騎乗ユニットに対する槍系アンチユニットの効果が削減されています。

騎乗ユニットは強力な戦闘ユニットになりましたが、国家ユニットととして保有数が制限されます。

 

ドイツに先にハンブルグを作られてしまったので、その南にスーサを建設しドイツの南下を防ぐ。

次の都市は北に作るつもりだったが、蛮族都市サクソンができてしまったため、海岸沿いにエクバターナを建設。

換金でよいと思って作っていたストーンヘンジが完成したので、文化的には楽になる。

ここでの問題は、領土内に鉄が出なかったこと。蛮族都市と、西の不毛地帯に出たので、これらを取りにいく。

RPoNでは、剣士が強化されていることもあり、鉄ナシというのは厳しい。

 

RPoN における剣士と斧兵 〜

 

BtSでは、剣士は都市攻撃の専門ユニット扱いで、野戦では白兵特攻をもつ斧兵にかないません。

RPoNでは、白兵特攻が剣士に移ったので、地力でも上回る剣士に、斧兵は全く歯が立ちません。

その代わり、剣士は首都以外では作れないなど数が揃えにくくなっています。

戦争においては数も重要なので、主力の剣士と補助の斧兵という使い分けが必要になります。

 

1600年のペルシャ

 

BC 2200 パサルガダエ建設

BC 1960 スーサ建設

BC 975 エクバターナ建設

BC 1400 ストーンヘンジ完成

BC 1240 フリードリッヒが百科事典を完成

BC 800 ヒンズー教

オスマン、中国を発見

アルファベット、陶器、鉄器、瞑想、多神教

 

 

【技術交換】

 

BC600年、RPoN の新国家プロジェクト「百科事典」が完成。

アルファベットを取得すると、技術交換が可能となるが、RPoNではこの時点では40%のビーカーしか取得できず、

残りは自力で研究する必要がある。

百科事典があれば、既存3文明が知っている技術の40%が自動で手にはいる。

ハンマーは250と、この時代では重いが、多数の文明と接触しているなら、すぐにつくるべきだ。

百科事典を作る間は研究を止めるという手もあるが、それでは技術が後れるので、建設(編纂?)中も

積極的に技術交換して、研究を進める。

 

不毛地帯の鉄を取るために、タルソスを建設。

本来、鉄は都市の絶対圏内に入れるべきなのだが、それでは食料があまりに少ないので、貝が取れる位置に建設。

 

RPoN の技術交換と百科事典 〜

 

RPoN では技術交換が部分的となりました。

アルファベットを取得した段階で、全体の40%のビーカーが交換可能となります。

活版印刷で70%、コンピューターで100%のビーカーが交換可能になります。

 

アルファベットを取得すると、新国家プロジェクト「百科事典」の建設が可能になります。

「百科事典」はインターネットの小型版で、既知の3文明が取得した技術の40%のビーカーを取得できます。

 

RPoNでは、技術交換テーブルの見方が少し変わります。

文明Aが持っていて、文明Bが持っていない技術であっても、Bが技術交換可能レベル以上に研究を

進めていれば、取引はできません。

ペルシャは百科事典の完成により、帆走、数学、石工、聖職のビーカー40%を取得しました。

これらの技術はまだ取得していませんが、技術交換テーブルからは消えています。

 

百科事典完成前

 

百科事典完成後

 

BC 600 百科事典完成

BC 575 オラニエがピョートルに宣戦

BC 25 ラビ・アキバ(大預言者)がペルセポリスに誕生

石工術、帆走、数学、通貨、聖職、一神教、君主政治、建築学

 

 

【儒教創始とピラミッド】

 

AD150年、キープしていたラビ・アキバでペルセポリスに儒教を創始。

積極的に布教する気はないが、多少は収入の足しになる。

儒教以外は選べなかったが、ドイツの文化が鬱陶しいので、儒教僧院による文化押しも有効だ。

無償の伝道師で、まだ宗教がないロシアのモスクワに布教。ピョートルは儒教に改宗。

神学が出回り始めているので、ロシア全都市に布教してくれることを期待。

 

 

RPoN の宗教 〜

 

RPoN では礼拝所の建設により宗教が創始されます。企業本社の建設で企業を設立するのと同様です。

伝道師は神学までつくれなくなっています。

宗教の自然伝搬確率と、既に宗教がある都市への布教成功率も下げられています。

このため、自分で創始しないと宗教がなかなか入ってこないことになります。

 

また、RPoNでは、宗教ごとに僧院の効果が異なります。儒教の場合、文化+20%です。

 

AD175年、換金でもいいと作っていたピラミッドが完成。代議制に変更。

RPoNでは、ピラミッドとシェダゴン・パゴダに無政府期間なしの効果がついた。

AD350年始皇帝の仏教教皇庁完成。メンバーは始皇帝とシャルルマーニュのみ。

 

150 儒教 ペルセポリス

150 タルソスを建設

150 キリスト教 異国、フリードリッヒがキリスト教に改宗

175 ペルセポリスにピラミッド完成

175 スーサにキリスト教が伝わる

200 代議制

225 儒教がモスクワに伝わる ピョートルが儒教に改宗

350 始皇帝の仏教教皇庁が完成

法律、神学、暦

 

 

【蛮族との戦い】

 

北のタルソスに加えて、ローマとの国境付近にも蛮族都市カッシートが誕生。

RPoNでは蛮族が強化されている上、破壊的蛮族をONにしているため、蛮族の攻撃もバカにできない。

西のカッシートはローマが攻撃しているためか、時折弓兵が単独でやってくる程度で、不死隊で対処する。

一方、北のタルソスからは斧槍蛮族が集団でやってくる。

半分程度はドイツ方面に向かっているようだが、カタパルトの砲撃支援の元で不死隊と斧兵で撃退。

AD1010年、サクソンを攻略して対蛮族戦をようやく完了し、鉄資源も確保。

 

RPoNにおける蛮族 〜

 

RPoNでは、蛮族は独自の志向である「蛮族志向」をもちます。

更に、UBである「戦士の塔」により、大量のユニットを生産して、文明に襲いかかってきます。

しかも、文化や人口など一定の条件を満たすと、蛮族都市が文明化します。

強化された蛮族に対抗するため、万里の長城が国家遺産となっています。

 

AD600年サクソン付近 (ドイツ方面に斧槍4の別動隊)

 

対蛮族戦 〜 AD1020年まで

 

撃破 斧兵 24、槍兵13、弓兵9

現存 不死隊 5、カタパルト5、弓兵4、斧兵2、剣士1

損失 なし

 

一方、タルソスの鉄はドイツの文化に奪われてしまう。

鉄の隣に都市を作られない位置にゴルディウムを建設したが、これも食料を優先したため、やはり絶対圏外。

斥候により、南方大陸の文明とも接触。蛮族からの新文明のズールーを含めて全文明と接触完了。

 

435 カエサルがメフメドに宣戦

500 ゴルディウム建設

600 オラニエとピョートルが和睦

760 エウクレイデス(大科学者)がパサルガダエで誕生→ペルセポリスにアカデミー

860 官僚制

900 オラニエがピョートルに宣戦

920 カエサルがメフメドと和睦

1010 蛮族都市サクソンを占領

1020 ズールー文明誕生

1050 バクトラ建設

スペイン、インディアン、ズールーを発見

美学、文学、騎乗、鋳金。官吏、封建制、機械、紙

 

 

【自由主義獲得と先進国化】

 

領土拡張は終わり、内政タイム。

東のオランダ−ロシアは紀元前から戦争を繰り返しており、西でもオスマンとローマが戦争を始める。

ドイツとの外交関係は概ね良好なので、隣国からの軍事的圧力は小さい。

官僚制により、潅漑が繋がるようになったので、北の3都市の食糧事情は大きく改善。

一方、スーサを含む残りの都市はどうしても食料が足りない。食料系企業が欲しいところ。

 

技術開発において、できれば最初の40%は百科事典で楽をしたいが、それでは技術的に劣後してしまうので、

必要な技術はあえて0%からでも研究。

先行取得した技術はバラ蒔いて、金銭を入手。ビーカーへの割り振りをできるだけ高く保つ。

活版印刷を入手して、70%の交換が可能になると、百科事典で知れ渡った技術についても30%分の売却が可能となる。

 

AD1600

 

1100 メフメドがカエサルに宣戦

1120 メフメドがラヴェンナを占領

1150 シナン(大技術者)がペルセポリスに誕生

1350 ケルト文明誕生

1400 自由主義

1410 信教の自由、農奴制

1505 鄭和(大商人)がペルセポリスに誕生(経済学)

1555 シャカがメフメドに宣戦

教育、演劇、哲学、ギルド、羅針盤、工学、活版印刷、光学、自由主義、天文学

火薬、銀行制度、音楽、経済学、共通規格、ナショナリズム、化学、蒸気機関、憲法

 

 

 

【始皇帝動く】

 

技術的には一歩抜きんでたものの、軍事力では相当心許ない。

人口が多いのは潅漑で先行したことによるもので、領土が広い国には追い抜かれる可能性が高い。

軍事力増強から領土拡張がこの時代のテーマ。

 

AD1600

 

 

AD1640年、中国がオランダに宣戦布告、電撃的にナイメーヘンを占領。始皇帝が動く。

隣の小国を攻めていたオランダ、オスマンが、逆に中国の脅威に震える番。

ペルシャはマイニング鉱業を設立。続いてシド寿司が欲しいところだが、ビーカー70%を得た技術を先に研究。

 

1640 始皇帝がオラニエに宣戦

1645 始皇帝がナイメーヘンを占領

1735 ペルセポリスにマイニング鉱業を設立

1745 フリードリッヒがシャカに宣戦

1750 メフメドとカエサルが和睦

1770 シッティングブルがシャカに宣戦

企業、鋼鉄、鉄道、民主主義、科学的手法、軍事学

 

 

【ドイツ制圧】

 

軍事学で擲弾兵を解禁したところで、ドイツに宣戦布告。

関係は悪くないが、ペルシャ以外陸続きでなく、文化圧迫もある。

マスケット+射石砲+胸甲騎兵+フリゲートのドイツに対し、擲弾兵+カノン砲+胸甲騎兵+航洋装甲艦で戦える。

 

RPoN の新兵器 〜

 

RPoNでは、射石砲、ガレアス船、航洋装甲艦、ステルス戦闘機、アサルトメカ、弩級戦車など

BtSで「足りないな」と感じる兵器が追加されています。

 

RPoN における軍事ユニットの発展

 

ドイツは不毛地帯にケルンを建設し、少数の戦力を駐屯させている。

量的な戦力はやや劣勢なため、ドイツ本国方面は守勢として、先にケルンを攻略して後顧の憂いを立つ。

一方、航洋装甲艦3隻をローマ方面からドイツ内海にまわし、海上封鎖する。

 

RPoN の海上封鎖 〜

 

RPoNでは、海洋スクエアにくわえて、沿岸スクエアも海上封鎖の対象となります。

海上封鎖された沿岸都市は経済に大ダメージを受けます。

海上封鎖可能な範囲は、海軍ユニットの移動力の半分以下に制限されます。

 

AD1810年、ベルリン付近

 

カノン砲5門の砲撃により、ケルン守備隊を損失なしで撃破。

AD1802年、ケルンを破壊して合計182Gを取得。ケルン破壊によりマスケットのパルチザンが出現。

 

RPoN の都市破壊 〜

 

RPoNでは、都市を破壊すると攻略時の5倍の資金を得ます。

攻撃志向の場合は10倍の資金を得ます。

 

パルチザンへの押さえとしてカノン1とマスケットを残し、胸甲騎兵など主力をスーサ方面に転進。

こちらは新規編成ユニットが加わり、侵入したドイツ部隊を削ったことで、戦力比はペルシャ有利。

全軍でハンブルグ攻略に向かう。

 

ハンブルグ守備隊と射石砲が多いベルリンからの援軍が合流すると面倒なので、軍を2分して地峡を封鎖。

カノン砲で砲撃を加えた上でハンブルグを占領。この戦いでドイツの戦力はほぼ壊滅。

ダメージを受けたユニットを回復しつつ、軍を二分してミュンヘン、ベルリンを攻略。AD1822年ドイツ文明滅亡。

 

RPoN の砲撃戦 〜

 

RPoNでは、カタパルト等の砲撃ユニットは、通常ユニットと別の扱いになります。

砲撃ユニットが攻撃した場合、砲撃ユニット以外は反撃できません。

反撃ユニットが負けた、あるいは、反撃できるユニットがいない場合、防御側は副次攻撃を受けます。

副次攻撃のダメージ量は、地形防御と弾幕系昇進の影響を受けます。

 

ドイツが滅亡したのと同じ年、ペルセポリスにシド寿司を設立。

ドイツにある3つの海洋資源が役に立つだろう。

 

対ドイツ戦 AD1790 1822

 

撃破 胸甲騎兵7、マスケット33、射石砲21、カタパルト1、長弓兵3、弓兵2

フリゲート5、ガレオン1、ガレアス3、キャラベル3

現存 胸甲騎兵10、騎士1、弓騎兵1、不死隊5

擲弾兵10、マスケット13、鎚鉾兵4、剣士1、斧兵2、長弓兵2、弓兵4
        
カノン砲16、トレブシェット3、カタパルト5

航洋装甲艦9、フリゲート1

損失 カノン砲5、鎚鉾兵1

大将軍 4

 

 

1790 フリードリッヒに宣戦

1800 アウイツォトル(大将軍)が誕生→司令官

1802 征服王ウィリアム(大将軍)が誕生→タルソスに士官学校

1802 ケルン占領、破壊 (32G+160G)

1802 メフメドがウムサングンドロヴ(シャカ)を占領

1804 シャカがメフメドと和睦

1806 フリードリッヒがシャカと和睦

1812 ハンブルグを占領

1812 始皇帝がメフメドに宣戦

1820 シッティングブルがシャカと和睦

1822 ミュンヘン、ベルリンを占領、ドイツ文明滅亡

1822 ペルセポリスにシド寿司を設立

生物学、医術

 

 

【ロシア制圧】

 

ナイメーヘン失陥以降良く耐えているが、オランダは中国に押されている。

中国はオスマンにも攻め込んでおり、二正面作戦で自滅してくれるかと思ったが、どちらも優勢のようだ。

中国の強大化に対抗するには、もう少し領土が欲しいので、AD1830年、次のターゲット、ロシアに宣戦布告。

ロシア軍の編成もマスケット+射石砲+フリゲートであり、残念なことに馬がない。

 

AD1830

 

対ドイツ戦で育てた都市攻略Vの鎚鉾兵の一つを擲弾兵にUG。残りはライフル解禁をまってライフルとする。

 

RPoN のユニットアップグレード 〜

 

RPoNでは、ユニットのアップグレード時に失う経験値の上限を10としています。

また、経験値を1失うごとに、アップグレード費用が10%割引されます。(費用が250G以下の場合)

 

まずはノヴゴロドの攻略を試みたが、丘の上にあるためユニットを損耗する可能性が高く断念。

ペトログラードに転進し、カノン砲の威力をもって一気に攻略する。

ロシア軍に大打撃を与えた後で、改めてノヴゴロドを攻略。都市攻略Vライフルが活躍。

 

2都市を失陥したところで、ピョートルはオスマンの属国となり、オスマンがペルシャに宣戦布告。

オスマンとペルシャの間にはオスマンと不仲なローマがあるので、陸上戦力は脅威とならない。

海上でも、オスマンは航洋装甲艦を持たない。

ロシアを海上封鎖していた航洋装甲艦の半分をゴルディウム方面にまわし、オスマンのフリゲートに対処。

 

圧倒的戦力差をもって首都モスクワを攻略。

その後戦力を二分してヤロスラズリとエカテリンブルグ占領。AD1866年、ロシア文明滅亡。

 

海軍を痛めつけておいたおかげでメフメドも和平に同意。

ドイツから続いた征服戦争はひとまず完了とする。

 

対ロシア・オスマン戦 AD1830 1866

 

撃破 軍用象5、擲弾兵8、マスケット47、射石砲16、長弓兵3

フリゲート13、キャラベル1

現存 騎兵隊3、胸甲騎兵7、騎士1、弓騎兵1、不死隊5

ライフル兵12、擲弾兵12、マスケット12、剣士1、斧兵2、長弓兵2
        
カノン砲15、トレブシェット3、カタパルト5

航洋装甲艦11、フリゲート1

損失 カノン砲4、擲弾兵5

大将軍 2

 

 

1830 ピョートルに宣戦

1834 メフメドが始皇帝と和睦

1840 始皇帝がロッテルダム(オランダ)を占領

1840 オラニエが始皇帝に降伏

1842 ペトログラードを占領

1848 ノヴゴロドを占領

1848 ロシアがオスマンの属国化、メフメドがペルシャに宣戦

1858 モスクワを占領

1862 ヤロスラズリ占領

1866 エカテリンブルグ占領、ロシア文明滅亡

1866 メフメドと和睦

1866 ブーディカと防衛協定締結

1866 スペインがインディアンの属国化

物理学、ライフリング、職業軍人、長距離砲

 

 

【大躍進政策】

 

ドイツ、ロシアを併合して、ペルシャは中国に対抗し得る領土を得た。

しかし中国は既にオランダを下し、軍事的にも頭一つ抜けている。

ペルシャはインディアン、オスマンと並んで第二グループ。その他の国は自力での防衛は不可能で

属国化や防衛協定により安全を確保している。

 

中国が宇宙を狙っても、制覇を狙っても対処できるよう、ペルシャは、国力を増強しつつ軍事力も保持する作戦。

 

AD1870

 

中国とペルシャの間に挟まったオランダは、一種の緩衝地帯である。

そのオランダが、ロシアの旧首都のモスクワとエカテリンブルグの間に、ロシア文化圏が消えたタイミングで、

都市をねじ込むという事件が発生。

 

さすがに、これには頭に血が上り、宗主国の中国含めて討伐するしかないと決意するが、この直後、

オランダが中国から独立、防衛協定締結を経てペルシャの自発的属国となるという予想外の展開。

 

発展競争の方は、三峡ダム、インターネットといった重要遺産をことごとく中国に取られる。

科学と諜報をブーストするRPoNの新企業「インテリジェンス通信」も中国に取られた。

インテリジェンス通信には、アメリカ系文化遺産が生じる資源が必要だが、ハリウッド以外の2つを

シッティングブルが取ったため、最悪の事態だけは免れた。

 

1868 シッティングブルのブロードウェイが完成

1874 始皇帝が長安にアルミニウム社を設立

1878 シッティングブルがイロコイにクリエイティブ建設を設立

1880 始皇帝が長安にインテリジェンス通信を設立

1880 オランダが中国から独立

1882 オランダと防衛協定締結

1884 ズールーが中国の属国化

1886 オランダがペルシャの属国化

1888 シッティングブルのロックンロールが完成

1894 始皇帝が長安にシリアル製粉を設立

1894 中国と神聖ローマが防衛協定締結

1911 始皇帝の三峡ダムが完成

1914 始皇帝が長安にシヴィライズ宝石を設立

1920 始皇帝のインターネットが完成

1920 始皇帝の国際連合が完成 事務総長は大キュロス

1921 始皇帝のハリウッドが完成

電気、内燃機関、大量生産、無線通信、産業主義、プラスチック

コンピューター、マスメディア、神授王権、飛行機、ファシズム

 

 

【雌伏】

 

中国のここまでの発展は予想外で、特にインターネットを取られたのはきつい。

AD1870年から1945年までの両国の国力推移をみると、1920年から1945年の間に、ペルシャは生産力が大きく伸び、

一方中国はGNPが伸びている。軍事力の差も埋まっていない。

 

中国がここまで伸びた理由は、基本的な国土開発だけでなく、インテリジェンス通信をはじめとする、

研究や資金をブーストする企業を多数設立していたことも一因だったようだ。

 

RPoN AI内政 〜

 

BtSでは、AIは国家遺産をうまく使いこなせません。

また、工場で衛生が下がるなど、トレードオフ関係にある建造物も苦手です。

内政AIの見直しにより、RPoNでは工業時代以後のAIの国力の伸びが高くなっています。

 

1936年には、軌道エレベータも取られ、先に宇宙船を打ち上げられる可能性が現実味を帯びてきた。

その場合、首都長安を攻略しなければならず、そのための軍備を用意する必要がある。

 

GNPが離される中で、技術で引き離されずに済んだのは、第三の先進国であるオランダを属国としたことが大きい。

 

1945年のペルシャは黄金期中

 

 

 

AD1942年、ハンブルグでRPoNの新国家遺産、オリンピックスタジアムが完成し、オリンピックが開催される。

 

RPoN のオリンピック 〜

 

RPoNの新国家遺産、オリンピックスタジアムが完成すると、オリンピックイベントがおこります。

このイベントでは、2つの選択肢がありますが、戦争中の場合は強制和平となるので注意が必要です。

どちらを選んでも、文明は黄金期に入ります。

 

 

1924 ローマと防衛協定締結

1928 オスマンとローマが防衛協定締結

1932 オスマンとケルトが防衛協定締結

1936 中国がアポロ計画を完成

1936 中国が軌道エレベータ完成

1938 ローマと神聖ローマが防衛協定締結

1942 ハンブルクでオリンピック開催

1942 神聖ローマと防衛協定締結

1942 始皇帝がスラスター3つを完成

1944 アポロ計画を完成

1947 シャカがスタンダード石油を設立

冷蔵技術、ロケット工学、人工衛星、共産主義、レーザー、超伝導、複合材料、光ファイバー

核分裂、核融合

 

 

【最終決戦】

 

始皇帝が予想外に動く。AD1948年、オスマンに宣戦布告。属国、同盟国を巻き込んだ大戦が勃発。

現代機甲部隊+自走砲+機械化歩兵+ミサイル巡洋艦からなる中国軍に対し、

戦車+長距離砲+歩兵+駆逐艦のオスマンでは対抗できるはずもなく、国境の都市プルサを開戦直後に失陥。

 

RPoN の現代兵器 〜

 

RPoNでは、戦車などの生産には工場が、現代機甲部隊などの生産には工業団地が必要です。

 

AD1945

 

AD1952年、中国主要部とその周辺

 

AD1950年、インディアンとその属国スペインが中国に宣戦布告。これも予想外。

宣戦依頼かと思っていたが、どうやら中国に隙アリとみて、属国のズールーを切り取りに来たようだ。

 

RPoN の宣戦依頼 〜

 

RPoNでは、AIの宣戦依頼に対する対処が変更されています。

AIは、依頼主自身が交戦中か否かをより重視します。

また、保有戦力が多いほど、宣戦受諾の価値は高く評価されます。

友好国が苦戦している場合は、より安い対価で宣戦依頼を受けてくれます。

 

ローマとケルトが戦争に巻き込まれたため、シド寿司用の海洋資源を中心に資源貿易が中断された。

しかも始皇帝がオスマンを呑み込めば、大陸のパワーバランスが大きく崩れる。

作りためておいた軍を旧ロシアに集結させつつ、先に海軍をケルトの救援に向かわせようとしたが

オリンピックの平和条約が終わるのを待たなければならない。

AD1952年、ペルシャと属国オランダが中国に宣戦布告。神聖ローマを除く全世界を巻き込んだ世界大戦となる。

 

アップグレード要員を除く主力をオランダ領に進軍。強大な中国軍を前に戦力分割の愚はおかせない。

現代機甲部隊14、戦車14、機械化歩兵19、歩兵6、自走砲14、長距離砲9

その他、爆撃機12編隊をオランダに配備しているが、中国がジェット機を配備しているため航空戦力は使えない。

 

RPoN の空中戦 〜

 

RPoNでは、爆撃、パラシュート降下で、敵戦闘機の迎撃を受けたとき、味方の戦闘機の哨戒圏内であれば、
味方戦闘機の援護を受けられます。

味方の援護を受けた機体、空挺部隊は、敵の迎撃を回避できます。

 

中国軍主力がオスマン側にいる隙を突いて、地上部隊のみで旧オランダ領のロッテルダムを攻略。

既に窮していたオスマンは、このロッテルダム攻略を見てペルシャの属国化。

これでオスマンが勝手に降伏することがなくなる。

 

次にナイメーヘンの解放を狙ったが、ナイメーヘン、上海は丘を通る必要があり、一気に攻略できない。

ナイメーヘンに大軍を横付けすると、中国の主力部隊がオスマン方面から転進してくる。

現代機甲部隊7、機械化歩兵3、自走砲6、移動式SAM9

落とせない数ではないが、こちらも虎の子であり大ダメージを受けて敵中に孤立させたくはない。

オスマン攻撃を遅滞させる中国への牽制という意味はあったので、部隊をオランダ領に戻す。

 

海軍は、ローマ沖から上海沿岸までの広範囲で中国=ズールー海軍と交戦。

地上ではズールーに集中し、対中国戦の役に立たないインディアンも、海上では戦艦を出して活躍する。

中国沿岸以外では爆撃機の支援が得られることもあり、損失をほとんど出さずに中国海軍を掃討。

ローマ、ケルトに対する海上封鎖を解き、逆に上海、香港を海上封鎖する。

 

この間もペルシャ本国では宇宙船建造を継続。

AD1962年、世界に先駆けてペルシャが宇宙船を打ち上げる。

 

RPoN の宇宙船 〜

 

RPoNではアポロ計画の建設に必要なハンマーが増加しています。

アルファケンタウリまでは最短でも20ターンかかり、パーツ1つあたりの追加ターンも増えています。

宇宙船は、エンジンを3基まで搭載可能です。

 

1948 始皇帝、シャカがメフメドに宣戦、カエサル、ブーディカが協定に従って応戦

1950 中国がプルサ(オスマン)を占領

1950 シッティングブル、イザベルが、始皇帝、シャカに宣戦

1952 始皇帝、シャカに宣戦布告

1952 ロッテルダム占領

1952 オスマンがペルシャの属国化

1953 ロッテルダムをオランダに割譲

1955 スペインがインディアンから独立

1955 インディアンがフェニキア(ズールー)を占領

1962 宇宙船を打ち上げる

 

 

【勝利】

 

中国戦線は膠着状態となった。この状況を打破するため、航空戦力を集中活用したいが、こちらがジェット機を出すと

中国はステルス戦闘機を投入。制空権が取れない。

 

中国が動いた。

AD1962年、現代機甲部隊19、移動式SAM 11、機械化歩兵5、戦闘ヘリ6 という大軍を、ロッテルダム奪還に投入。

こちらは空軍が使えないとはいえ、オランダにはペルシャのほぼ全軍が集結している。

現代機甲部隊18、戦車14、自走砲15、長距離砲10、戦闘ヘリ3、機械化歩兵22、歩兵6、移動式SAM 2

圧倒的な支援火力によって、中国の主力部隊を撃滅。

これで始皇帝の心が折れたのか、AD1965年、中国がペルシャに降伏。

 

AD1962年 第三次ロッテルダム攻略戦

 

対中国・ズールー戦 AD1952 1965

 

撃破 現代機甲部隊15、機械化歩兵5、海兵隊3、戦闘ヘリ3

ミサイル巡洋艦1、戦艦4、駆逐艦6、攻撃型潜水艦3、潜水艦3、フリゲート3、キャラベル2

現存 現代機甲部隊25、戦車16、機械化歩兵25、歩兵11、移動式SAM 4、自走砲20、長距離砲10

         ステルス戦闘機14、ジェット戦闘機14、爆撃機14、誘導ミサイル21、戦闘ヘリ5

ミサイル巡洋艦4、戦艦5、駆逐艦7、航空母艦5、他

損失 現代機甲部隊4、ジェット戦闘機2、機械化歩兵1、ミサイル巡洋艦1

大将軍 1

 

世界大戦は終結し、あとは宇宙船の到着を待つ。

外交勝利を何度か提案したが、国際連合をもつ始皇帝が対抗馬に立ってしまうため、十分な票が集まらない。

 

AD1982年、ペルシャの宇宙船がアルファケンタウリに到着。

 

ペルシャ、宇宙勝利。

 

1963 中国がサムスン(オスマン)を占領

1965 中国、ズールーがペルシャに降伏

1982 ペルシャの宇宙船がアルファケンタウリに到達

未来技術

 

Real Power of Nations - Play Review  〜 ペルシャ・大キュロス編 〜 《完》